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『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』@新宿バルト9・初日プチレポ♪ [その他特撮ヒーロー]

先週土曜日(10/20)から、『宇宙刑事』シリーズ生誕30周年を記念した劇場版・
『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』が遂にロードショー公開となりました!!

シリーズのスタート当初よりリアルタイム(+何度かの再放送版も含め)で観て
以来、宇宙刑事ファンと化していた私は今回の劇場版をかなり期待してました!

で、新宿バルト9での初日舞台挨拶付指定席券をゲットしつつ、早速観に行って
参りました!

感想を綴るその前に・・・ここでちょっとした、ある疑問がございます。

そもそもギャバンと言う名前は、地球名・一条寺烈さんの本名なんですよね?

元々バード星に住んでいたギャバンが、地球担当の宇宙刑事として赴任する際
に、地球人だったお母様の姓を借りて付けた偽名(笑)が、一条寺烈と言う地球
名だった筈だと記憶しているのですが・・・。

それがどうして、今作の『ギャバンTHE MOVIE』ではギャバンの名があたかも
次世代へ受け継がれていくコードネームみたいな扱いになっているんですか?
(※初代ギャバン=一条寺烈、二代目ギャバン=十文字撃)

ちなみに初代シャリバンや初代シャイダーはギャバンの時と違って、地球人が
何らかの経緯で銀河連邦警察で訓練を受けた後、それぞれのコードネームを
与えられて宇宙刑事として地球に赴任しているので、最初から刑事名の括りが
明らかに違うんです。

確かに『ギャバン』ワールドに於いて、ギャバンの名は“伝説の宇宙刑事”として
全宇宙で有名になっているのかも知れませんけど、さすがに自分の本名を全く
赤の他人に受け継がせるのと言うのはどうかと思うんですよっ!(^_^;)

どうせ同じ銀色のコンバットスーツを次世代宇宙刑事に受け継がせるのならば、
せめて彼(=撃君)のコードネームはギャバンではなく、別物を与えてあげれば
良かったんじゃないでしょうか?

あくまでもギャバンは一人であり、他のキャラクターがわざわざギャバンを名乗る
必要性は全く感じられないのです。
御本人としても自分の本名を赤の他人に名乗らせるのは、正直なところ余り良い
気持ちはしていないと思うんですよね~。

仮にギャバンの親族(=例えば実の息子とか、或いは甥っ子君とか)に自分の
名を継がせる設定になっていれば、ある程度は納得する事が出来ますけど・・・。

ひょっとしたら今回の映画化に伴い、一部のキャラ設定や世界観が若干手を加え
られてしまったのでは?と言う推測もあったりしますが・・・でもこうして作品として
完成させるには、作品タイトルに『ギャバン』の名を冠したかったのでしょうから、
次世代宇宙刑事を主役に立てつつ初代宇宙刑事名を名乗らせたかったのかも
知れません。

この件に関しては未だに解せない部分が多々あったりしますが・・・まあそれは
ともかく、作品そのものについては全体的にまとまった構成で良かったですっ!

二代目ギャバン・撃君と敵側ボス・ブライトンとの因縁めいた対決や、1年前に
事故で行方不明になった幼馴染みの撃君と遠矢君の帰還をずっと信じ続けて
いる衣月ちゃんの健気さ、魔空空間に転送された時の初代ギャバン・烈さんと
撃君のややコミカルなやり取り、助っ人として登場したシャリバンとシャイダー
の勇姿や銀河連邦警察を束ねるコム長官の今尚御元気なお姿等、観どころを
数え上げればキリがありません!!!

特に初代ギャバン・烈さんの、熱くキレのあるアクション・シーンは本当に見応え
たっぷりでございました!

おそらく一部のシーンでは、他のJAEの役者さんが担当しているパートもあるの
かも知れませんが、ギャバンを含め数々の特撮ヒーローを演じて来た大葉さん
のアクションは年齢の衰えと言うものを全く感じさせないものでした!!!
(それは今年1月公開の『ゴーカイジャーVSギャバン』の時にも感じましたわね♪)

ただ、いわゆる“チョイ役(苦笑)”的なシャリバンとシャイダーの扱いが期待よりも
物足りなかった(と言うより何だかあっさりし過ぎていた?)と感じたのは、ひょっと
して私だけでしょうか?(^_^;)

所詮今回の主役は二代目ギャバン=撃君な訳でして、シャリバンとシャイダーは
彼の引き立て役にしか過ぎないのかも知れませんが、せめて彼らの登場時には
それぞれの主題歌インストをワンコーラスでも流してくれれば、私を含めた“大きな
お友達(苦笑)”は大いに喜んだに違いありませんっ!

ここで、公開初日に新宿バルト9で行われた舞台挨拶の模様を振り返ってみます♪
当日登壇したのは、次の方々でした!

◇石垣佑磨君 (二代目ギャバン・十文字撃役)
◇大葉健二さん (本家ギャバン・一条寺烈役)
◇滝裕可里ちゃん (河井衣月役)
◇永岡卓也君 (大熊遠矢役)
◇森田涼花ちゃん (シェリー役)
◇三浦力君 (二代目シャリバン・日向快役)
◇岩永洋昭さん (二代目シャイダー・烏丸舟役)
◇西沢利明さん (コム長官役)
◇金田治監督

当初の告知では、主要キャストの登場予定が4名程度しか載っていなかったので、
まさか伊達さん(違)まで新宿に来て下さるとは全く予想していなくて、私はつい、
心の中で「嘘でしょ~! 伊達さ~ん!(だから今回は伊達さんじゃないの!笑)」
と絶叫を繰り返してしまってました!

特撮ヒーローとして主役を張った佑磨君について、大葉さんはとにかく彼をべた
褒めしてまして、「撮影中は(佑磨君が)怪我をしたりして手が上がらない状態
だったけど、彼は決して休みたいとか言わなかった。 竹を割ったような男だ。」
等と大絶賛!!!
まるで実の息子を見つめるような、大葉さんの優しげな眼差しが凄く印象的でした。

そして前回『仮面ライダーW』のスピンオフVシネ版・『仮面ライダーアクセル』に続き
今作でもヒロイン役を務めた裕可里ちゃんは、『アクセル』の時に挑戦したアクション・
シーンに味を占めたのか、「次はアクションがしたい!」と強気の(笑)アピール。

彼女のコメントをステージ上で聞いていた金田監督も「それでは考えておきましょう。」
と次回作に何やら含みを残す意味深発言をして下さってましたわね~♪

次回作云々については二代目シャリバン・三浦君や二代目シャイダー・岩永さんも
同じような事をコメントしていて、「(『ギャバンTHE MOVIE』では)不完全燃焼だった
ので、次回は『シャリバンTHE MOVIE』と『シャイダーTHE MOVIE』で逢いましょう!」
と勝手に宣言しちゃっておりました!!!(^_^;)

確かに彼らは今回、顔見世程度の活躍しかありませんでしたから、今後も次世代
宇宙刑事シリーズの劇場版が続いていくのでしたら個人的にはもう大歓迎です!

特に同シリーズの中では『シャリバン』が大好きだったSilver的には、初代シャリバン
=伊賀電さんがその後どういう役職に付いたのか、そしてイガ星は無事に再興された
のか、凄く興味があるんですよね~♪

舞台挨拶の終了前には、4大宇宙刑事の変身シーン(※シャリバン=赤射、シャイダー
=焼結、ギャバン=初代&二代目のW蒸着)を順に披露してお開きとなったのですが、
二人のギャバンの蒸着シーンは思わず鳥肌が立つくらい感動しちゃいました!!!

以上、『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』初日の模様をお届けしてみました♪


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