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『マーダーファクトリー』・初日+楽日プチレポ♪ [進藤学]

名護さん@『仮面ライダーキバ』こと加藤慶祐君が主演を務めた
クライム・サスペンス舞台『マーダーファクトリー』が先週土曜日の
24日に開幕しましたが、本日29日(祝・木)の昼公演を持ちまして
無事に千秋楽を迎える事が出来ましたっ!!!(*^_^*)

この舞台には名護さんの他にも、デカレッド@『デカレンジャー』こと
戴寧龍二君や、愛しの竜魔様@『風魔の小次郎』こと進藤学君、
それにモー娘。O.G.さん+その妹さん(笑)やAKB48系アイドル
等、様々なジャンルの出演者さんが沢山居ましたわね~♪

当ブログでも以前お伝えした通り、初日と本日・楽日のチケットを
入手していた私は当然ながら両日共に観劇させて頂きました!

今回の舞台のテーマは、かなりダーク&ハードで・・・とにかく重い
内容でした。

近未来の首都・東京を襲った大震災。
震災による死亡者は十数万人を遥かに超え、首都は殆ど壊滅
状態に陥りました。

その混乱に乗じたかのように突如出現した、犯罪集団・RAT。
彼らは自分達の欲望のままに、暴力や殺戮を繰り返していきます。

ストーリーは大震災から2年後の東京を舞台に、過酷な状況ながらも
前向きに生きようとする若者達の生き様と悲劇を描いていました。

名護さんが演じた主人公・アキラは、幼少時に殺人事件で両親を
亡くし、今日までずっと孤独と傷心の中で生きて来た青年。

そんな彼の幼馴染みだったエリが、ふとしたきっかけでそのアキラと
十数年振りの再会を果たすのですが・・・次第にエリの周辺では仲間
が何故か次々と姿を消していくのでした。

RATによる犯罪が拡大を続ける中、政府は極秘裏にRATを抹殺する
為の特殊集団・バスターを育成すべく、マーダー・ファクトリーという
秘密組織を設立します。

政府要人に言わせれば、“正義の味方”的存在のマーダー・ファク
トリーですけど、でもこちらもRATも同じ殺人を犯すのですから結局
どっちもどっちなんですよね~・・・。(^_^;)

そのマーダー・ファクトリーの館長(と言うよりは、“殺人者・育成工場”
の工場長的立場かも?)・重森氏を演じたのが、我が愛しの竜魔様
こと進藤君でした。

犯罪集団・RATとマーダー・ファクトリー。
一見、敵対する同士であるかのように思えますが、実はこの2つの
集団には、ある共通点がありました。

何と、名護さん演ずるアキラが、その両組織の黒幕だったのです!

RATでは“皇帝様”として君臨し部下達に更なる犯罪を煽り、そして
マーダー・ファクトリーでは“会長職”としてノー・ギャラで政府にRAT
を殲滅するようその都度指示を与えていたのです。

そしてアキラには、他にも秘密が隠されていて・・・。

十数年前に起きたアキラの両親の殺害事件。

これは当初、アキラの母親とエリの父親の不倫現場をアキラの父親
が目撃して二人を殺害し、その直後にアキラの父親が自殺して事件
は解決したかに思われていました。

しかし当時の捜査担当刑事が未だにこれを不審に思い、後輩刑事達
にこっそり調べさせた結果、真犯人が当時まだ9歳だったアキラである
事が発覚したのです!

アキラはこの事件で相当のトラウマを抱え、その後も周囲の人間達に
傷付けられる生活を強いられてしまいます。

自分の境遇を恨めしく思ったアキラは、幼少の頃に書いた絵本『悪魔の
物語』をベースにして実際に犯罪集団を組織し、首都・東京を大混乱に
陥れます。

更にこのアキラ少年は、『悪魔の物語』を書いた当初に東京の大震災を
予言していたと言うのですからビックリですよね~。

『悪魔の物語』では、後にRATと呼ばれる犯罪組織の他に、マーダー・
ファクトリーを予感させるような組織も登場させています。

“悪魔”と呼ばれた後には、“神”と呼ばれるような行いもしてみたい・・・。
幼少の頃にそう感じていたであろうアキラ少年は、成長し遂にその両方
を実現させてしまった事になるのです。

ですがこんな猟奇的犯罪を繰り返すアキラにとって、唯一大切な存在が
ありました・・・それは他ならぬ幼馴染みの少女・エリでした。

アキラは全てが片付いた後、エリをも殺害して永遠に自分だけのものに
しようと画策していたのですが、最後は重森館長らの反逆に遭い、自ら
も命を落とす羽目になってしまいます。

たった一人だけ自分を信じてくれたエリに感謝の言葉を告げながら、静か
にその生涯を終えていくアキラ。
エリは、そんなアキラを悲しく抱きしめるしかないのでした・・・。(T_T)

ここまで簡単にストーリーを振り返るだけでも、ダークだと思いません?
しかも第一幕+第二幕を合わせると、3時間を軽く超える長時間の上演
だった事もあり、精神的にもややしんどい観劇となりましたわね~。(苦笑)

でも名護さんの演技を初めて生で観られた訳ですし、Silver個人的には
もう大満足でございます!!!

加藤君は第一幕→第二幕へ移り変わっていくに従って、徐々に名護さん
キャラ=俺様系キャラ(笑)が見え隠れしていたような気がしましたね。

それに加藤君って、普段はボソボソっと喋る印象があったのですが、舞台
では意外にも声が良く通るタイプなんだな・・・と、新鮮なイメージも加わり
ました。

そして進藤君は、例によって黒系の衣装が本当によ~くお似合いで!!
(御自身の私服も、黒系が多いのだそうですが・・・。)
例の魅惑の低音ボイスも含めて、渋くてダンディーで、本当に格好良過ぎ
ましたわよ~!!!(*^_^*)

今回の重森館長役は、どちらかと言うと“悪役系”の部類に入ると思う
のですが・・・ひょっとして進藤君って、悪役キャラの方が似合うのかも?

Silver的には、やはりイーグルセイザー・アド@『超星艦隊セイザーX』や
竜魔様@『風魔の小次郎』の時の印象が強い所為か、どうしてもヒーロー
として見てしまいがちなのですが、悪役系キャラを演じている時の、あの
魅惑の低音ボイスもなかなかどうして捨て難いんです!!!(*^_^*)

今回、名護さんVS竜魔様VSデカレッドと言う、3大特撮ヒーロー系の
共演が観られて、かなりお得感溢れる舞台だったと思いましたね~♪

ちなみに初日と本日の楽日それぞれの終演後には、女性キャスト陣と
男性キャスト陣毎の、ちょっとしたトークショー等も開催されていました。

特に今日の楽日のトークショーでは、男性キャスト陣が舞台本編の衣装
を数人の間でチェンジしてサプライズ登場!等というSP企画で楽しませて
くれてましたし、駄目刑事役を演じた役者さんが客席を廻って数名の観客
の方に直筆サイン色紙をプレゼントしたり、そしてカーテンコールの締めに
本編で登場した台詞・「皇帝様(=アキラ)、万歳!」を観客も巻き込んで
一緒に叫んだりと、いろいろ盛り沢山な千秋楽でした。

またいつか名護さんが出演する舞台の予定があるようなら、タイミングが
合えば是非とも観に行きたいと思います♪

何はともあれ、全6日間の公演・・・本当にお疲れ様でした!
名護さん、デカレッド・・・そしてそして、我が愛しの竜魔様!!(*^_^*)

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