鳴海のおやっさん・珠玉のバラードに思わず感涙！

今週O.A.分の『仮面ライダーW（ダブル）』・第32話は、これまでの
数あるエピソードの中でも、私が最もお気に入りの一編となりました！

その理由は何と言っても、後半部分で鳴海荘吉（劇場版・『ビギンズ
ナイト』で満を持して本人登場！）こと吉川晃司さんが歌った挿入歌・
『Nobody's perfect』が流れたからと言っても、決して過言ではないと
思います！！！

フィリップ君が鳥型メモリ・エクストリームに救われて以来、翔太郎君
との力のバランスが取れなくなり、ダブル変身体を維持するのが難しく
なって来た二人の探偵さん。

翔太郎君はすっかり自信を無くし、そんな彼を寂しく見つめるフィリップ
君は、自分の相棒をアクセルこと照井警視へ乗り換えようかと思い悩み
始めます。

ですがそのフィリップ君を、亜樹子所長が痛烈な言葉で一喝します。

「そんな言い方って、酷い！　翔太郎君は、戦いの道具じゃない！」

前回のエピソードで謎の女・シュラウドから言われた言葉、「左翔太郎
とは別れなさい！」にも心が揺れていたフィリップ君は、亜樹子所長の
一言でようやく目を覚まします。

W（ダブル）にはパワーの強さだけでなく、翔太郎君が併せ持つ弱さや
優しさも、自分には必要なのだと気付いたフィリップ君はそれまでの
言動を詫び、翔太郎君にコンビ再結成を申し出ます。

そんなフィリップ君の心遣いに、思わず涙する翔太郎君・・・。
決意を新たにした二人は、がっちりと固い握手を交わします。

彼らの絆はより一層強いものとなり、一度は敗れた敵のドーパントと
対決する為に再び戦地へ赴きます。

その時のシーンがゆっくりと流れ出し、微かに聴こえ始める鳴海の
おやっさんの優しげなバラード、『Nobody's perfect』。
余りの感動的な場面に、私の涙腺は思わず決壊しそうになった程
でございました・・・まさかライダーで泣けるとは、何たる不覚！(T_T)

おやっさんが今回のエピソードの依頼人・尾藤さんに遺したメッセージ・
『Nobody's perfect』は、彼にだけではなく、翔太郎君とフィリップ君の
探偵コンビの心にも、何か大切なものを遺してくれていたような気がして
なりません・・・。

最強フォーム・サイクロンジョーカーエクストリームを手に入れ、もはや
彼ら二人に敵う者など居ない筈！・・・と言いたいところですが、あの
照井警視の家族の仇でもあるウェザー・ドーパントこと井坂氏と言う
実に不気味な存在も気になりますし、園咲パパまでがエクストリーム・
メモリの存在を知っているのには何やら理由がありそうで、まだまだ
波乱含みになっていく予感がした『仮面ライダーW（ダブル）』・第32話
でございました！！

ちなみに、今回挿入歌として使用された鳴海のおやっさんこと吉川さん
の新曲・『Nobody's perfect』は、どうやらちゃんとCDとしてリリースして
くれる予定があるみたいです！（*^_^*）

シングルなのか、それともアルバム収録曲になるのかは今のところ
はっきり判りませんが、リリースされた暁には当然ながらお買い上げ
確定なのは言うまでもありません！！

いずれにせよ、今から発売が非常に楽しみですわねっ！！（*^_^*）



◆オマケ◆・・・シュラウドの正体は、やはりフィリップのママ！？

前回のエピソードでフィリップ君がシュラウドからきつく言われた一言、
「左翔太郎とは別れなさい！」に、私は思わずこんなシチュエーションを
思い浮かべてしまいました！(^_^;)

自分の箱入り娘（フィリップ君）の交際相手（翔太郎君）を快く思わない
ママ（シュラウド）が娘に厳しく命令するような・・・ごく普通の母親らしい
台詞だなあ～、と。（苦笑）

それ以前のエピソードでは、フィリップ君に新たなメモリガジェットの設計図
を送り付けたりしていますし、園咲家の長女・冴子姐さんと同様にフィリップ
君を“来人（らいと）”と呼び掛けたりもしています。

それを考慮しても、シュラウドが園咲家と無関係ではない事は明らかでしょう。
となると、やはりシュラウドはフィリップ君のみならず、冴子姐さんや若菜姫の
ママでもあるのかも・・・？

ただ、フィリップ君と冴子姐さん・若菜姫姉妹は異母兄弟である可能性もまだ
捨て切れません。
これらについては、もう少しエピソードが進行して行かないと判りませんね。

シュラウドの正体がはっきりした時、彼女がサングラスとマスクを外す日は
やって来るのでしょうか・・・？

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