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『劇場版 さらば仮面ライダー電王・ファイナルカウントダウン』@新宿バルト9にて。 [仮面ライダー]

昨日午前中に新宿の某映画館で別の映画を鑑賞直後、私はすぐさまその
映画館から僅か数キロ離れた新宿バルト9へ向かい、『劇場版 さらば仮面
ライダー電王・ファイナルカウントダウン』を観に行ってきました♪

バルト9では、2回廻しで主要キャストによる初日舞台挨拶が行われたの
ですが、私は残念ながらその指定席チケットを入手出来ませんでした。(T_T)

ただこのまま帰るには何とも惜しいので、私は良太郎君達が去った後の
余韻が残る(苦笑)14:00上映分を観て行く事にしました。

さて、ここからは少々ネタバレを含む感想になります。
ネタバレO.K.な読者様のみ、先へお進み下さいませ。

全体的な感想としては、タイトルに”さらば”だの”ファイナル”だのと銘打って
いる割には、そんなにしんみりした終わり方ではなかったかな?と思いました。
まあそう言う軽いノリが、いわゆる”電王らしさ”なのかも知れませんけど。(^_^;)

あれだったら、いくらでも次回作が出来ちゃいそうな感じもしますが・・・一応
これが”完結編”と言う触れ込みですから、今回は取り合えずそう言う事に
しておきます。(苦笑)

この『さらば電王』では、未来での良太郎君の孫・幸太郎君がNEW電王と
なって登場しますが、ちょっと小生意気な性格が良太郎君とは正反対!
ただ運の悪さは良太郎君譲りという設定らしいのですが、余りそれは感じ
られなかったですね。(^_^;)

今作では”特別出演”扱いだった良太郎君と侑斗君の出番が余り無かった
所為か、全編通しての主役はやはりモモちゃんを始めとしたイマジン達だった
ような気がします。

TV本編で築き上げた良太郎君とイマジン達との確固たる信頼感は、『さらば
電王』でも全く変わりありませんでした。

かつて電王として戦っていた良太郎君=お祖父ちゃんを「弱かった。」と嘆く
幸太郎君に対し、「いや、良太郎は強いで。」と言い返すキンちゃん。

ゴーストイマジンに憑依され、仮面ライダー幽汽として操られる良太郎君を
信じ、「出来るよな、良太郎!」と必死に呼び掛けながら応戦するモモちゃん。

幽汽にメッタ斬りにされ、最早モモちゃんの一巻の終わり!?かと思いきや、
やっとゴーストイマジンの憑依状態から解放され、倒される直前のモモちゃん
の腕をしっかり掴んで自分に憑依させる良太郎君。
このシーンは特にジーンとしましたわね~。

そもそもこのモモちゃん絶体絶命シーンは、TV予告編でも何となくドラマ
チックに描かれていて、ライダー・ファンでなくとも「まさかモモちゃん、本当
に死んでしまうのかも!?」等と錯覚してしまいますよね。
(良太郎の「モモタロス・・・有難う。」なんていう思わせ振りの台詞もその問題
シーンに被っていたし!苦笑)

でも結局ナンダカンダでしぶとく生き残っているところは、やっぱりモモちゃん
らしいわ!って思いました。(^_^;)

そうそう、敵側の仮面ライダー幽汽こと死郎役を演じた松村雄基さん!
今までの劇場版・平成ライダー作品で登場した敵側ゲストライダーの中
では、一番素敵だったかも知れません!!!(*^_^*)

昔から大映テレビ系列の青春ドラマで悪役っぽい憎まれキャラを演じ続けた
松村さんとしては、お得意な部類に入る役柄だったのではないでしょうか?
当時の松村さんをよくドラマで拝見していた私としては、彼が今回ライダー
作品に参加した事はちょっと感慨深かったですね♪

それからソラ役の神田沙也加ちゃんは、ママ譲りの美声を聴かせてくれた
以外は余り印象に残らず・・・(苦笑)。

今作のストーリーには死郎さんとソラの悲恋も絡んでいますが、ソラちゃん
がどうして死に至ったのかが明確になっておらず、死郎さんがソラちゃんの
生死にあれだけこだわる理由もはっきり判らなかったです。
核心の部分はやはり、DC(ディレクターズ・カット)版でないと明らかになら
ないのでしょうか?

今作での最大の見せ場と言えば、電王の全フォーム(ソード、ライナー、
ロッド、アックス、ガン、ウィング)+ゼロノス(ゼロフォーム)が一堂に会した
場面でしょう!

まさかモモちゃん以外のイマジン(ウラちゃん、キンちゃん、リュウタちゃん、
ジーク王子)達が自らベルトを巻いて変身出来るようになるとは全く予想
してませんでしたし、本当に見応えがありました!

劇場でお買い上げしたパンフには、”復活、栄光の7人ライダー”等と、
かつての名フレーズを模した文面が踊ってましたが・・・それって、現在
好評上映中の某8兄弟に対抗しての作戦なんですの?(苦笑)

まあ人数的と言うか、フォーム数で言うと、本編中盤辺りで登場したクライ
マックスフォームと幸太郎君のNEW電王・ストライクフォームも含めると
全部で9人・・・その点では某8兄弟よりも上回っていますね。(^_^;)

果たして今回の『さらば電王』が本当にシリーズ最終作となるのか?
それとも期待を裏切って、将来的に復活劇があるのか?
ライダー・ファンとしては大いに気になるところですが・・・その答えは暫く
先になりそうです。

最後に、私が個人的に気が付いた点を一つ御紹介しておきます。

『さらば電王』には、死郎とソラを乗せる幽霊列車が登場していますが
・・・まさかこれって、『さらば銀河鉄道999 ~アンドロメダ終着駅~』への
オマージュだったりしませんか?

『さらば999』にも、機械化人間の生命源となるエネルギー・カプセルを
製造する為の原料(=人間の死体)を運搬する幽霊列車が登場しますし、
それに作品タイトルも激似で、しかも同じ東映作品ですし・・・これをオマ
ージュといわずして何と言いましょうか?

もしもそうだったら、『999』ファンの私としても凄く嬉しいな♪と、密かに
願っているSilverなのです。(^_^;)
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