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『マクロス』サウンドの生みの親、永遠に眠る・・・。(T_T) [超時空要塞マクロス系]

只今自宅で、『MACROSS THE COMPLETE』のサントラ盤DISK-1
に収録されている『涙のバイオリン』が切なく流れる中、このブログを
書き綴っております。

本日付のYahoo!ニュースで知った事なのですが、ピアニストの
羽田健太郎さんがつい先日、がんでお亡くなりになられたそうです。
まだ58歳と言う若さだったようですが、この世を去ってしまうには
余りに早過ぎる年齢じゃありませんか・・・。(T_T)

私にとってハネケンさん(※羽田さんの愛称)と言えば真っ先に思い
浮かぶのが、かつて私が大好きだった変形ロボット系&三角関係
モノ(苦笑)のSFアニメ『超時空要塞マクロス』の音楽を手掛けていた
事です。

今年初め、真新しいノートPCにようやく『マクロス』のタイピングソフトを
インストールした際に、こちらのブログでこのアニメに触れさせて頂いた
事がありますが、まさかこんな形で再び『マクロス』の話題を書こうとは
夢にも思いませんでした。

『マクロス』は、単なるロボット・アニメやSFアニメに留まらず、3人の
若者達を中心に、いわゆる青春や恋愛をテーマに掲げた人間ドラマ
でもありました。

TV版『マクロス』が徐々に人気を獲得していくと、後に劇場版『マクロス』
も公開されるのですが、TV版でも劇場版でも『マクロス』サウンドは
何処かクラシカルでメロディアスで、とにかく耳に心地良かったという
印象が非常に強かったです。

それが例えバルキリー・バトロイドタイプVSゼントラーディー軍との
激しいバトル・シーンで流れるBGMであったとしても、余りガチャガチャと
騒がしく感じたりはしませんでした。
やはり曲調がオーケストラ風にまとめられていた影響があったの
でしょうね。

そしてメインの若者3人が織り成す三角関係を表現したようなメロディー
では、全体的に甘くて切なくて、聴いているうちに自分の心の中に
『マクロス』サウンドが沁み込んでいくような錯覚を覚えたりもしました。

数ある私のお気に入りアニメの中でも、キャラクターやストーリーに
加えて音楽もまとめて大好きだと言える作品は、おそらく後にも先にも
この『マクロス』だけなのかも知れません。
それくらい思い入れが強い作品だったと思います。 

出来ればハネケンさんには、『マクロス』を超えるような素晴らしい
アニメ音楽をもっと沢山作って頂きたかったです・・・。(T_T)

でも多分天国にもピアノぐらいは置いてあるでしょうから(苦笑)、
きっとハネケンさんは天上の国でも、御自身が奏でるピアノの美しい
旋律で死せる者達の魂を慰めたり安らぎを与える役目を担っているに
違いありません。 いえ、今はそう信じていたいですね・・・。

何故だかここ最近、著名人の突然の訃報が相次いでいます。

人気ユニット・ZARDのボーカリスト坂井泉水さん、かつて大映系ドラマ・
シリーズの常連俳優さんで『この薄汚えシンデレラ!』の名台詞が
印象強かった石立鉄男さん・・・そしてこの度のハネケンさん。

特別にファンだった訳ではありませんでしたが、テレビやミュージック・
シーン等で御馴染みだった方々がこうして突然逝ってしまわれるのは
やはり切ないものがあります。
しかもどなたもまだお若い年齢でしたし、もっともっと第一線で活躍
出来る方々だっただけに、余計に残念でなりません。

これが果たして彼らの『宿命、或いは運命』だったのか、それとも
『時代の終わり』を告げるものだったのか・・・そう考えただけでも
思わず悲しくなってしまいますね。(T_T)

『マクロス』と言う素敵な作品と巡り逢えた事に深く感謝しつつ、
ハネケンさんの御冥福を心よりお祈り申し上げたいと思います・・・。


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