『踊る大捜査線THE MOVIE 3 ~ヤツらを解放せよ!~』・鑑賞プチレポ♪ [織田裕二]
先週土曜日、3日から遂に全国ロードショーとなりました『踊る3』。
早速、初日舞台挨拶生中継@TOHOシネマズ川崎を観に行き
まして、つい数日前の木曜日(8日)にも2度目の鑑賞を済ませた
ところでございます!
劇場版の『踊る』シリーズと言えば、1度観た程度では飽き足らず
何度でも繰り返し観たくなるような、いわゆる“スルメ”的な味わい
があると言うのが私個人的なイメージです。
その上、毎作品でシーンの随所に小ネタ的要素が散りばめられて
いて、思わずクスッとしちゃう事数知れず!なんですよね~♪
今回の『踊る3』も例外ではなく、TVシリーズから幾度と無く使われる
いるお決まりの決め台詞やチョイ役的なキャラクターの登場等、コア
な『踊る』フリークにとっては注目どころが満載なのです!
それでは少々遅くなりましたが、ネタバレしない程度にSilver的感想
を色々綴ってみたいと思います!
◇新規参入のサブ・キャラクターについて
今作の『踊る3』では青島係長を始めとしたレギュラー勢に加え、
新たなキャラクター達が登場しています。
故・和久さんの甥っ子・伸次郎君(伊藤淳史君)や、ドラマ版の
初夏SPで主演だった“女・青島(笑)”こと篠原夏美刑事(内田
有紀ちゃん)、そして本店と所轄の間を取り持つ役割を担う鳥飼
管理補佐官(小栗旬君)。
和久さんの形見である“デスノート(笑)”ならぬ“和久ノート”を
片手に青島係長に付いて行こうとする姿勢は、甥っ子君の性格
の良さを窺わせますし、夏美ちゃんはかつての異名をそのまま
引き継いで刑事に昇格したみたいですし、雪乃さんの不在を
埋めると言う意味では適役だったのではないかと思います。
そして“ポスト室井”とも言うべき鳥飼管理補佐官ですが、一見
すると人当たりの良い温和な性格のように見えるものの、その
裏側では冷酷な一面もあるようですわね。
って言うか、鳥飼君って一倉管理官よりも上のポジションなの
でしょうか?
だったら最初から、何かと所轄=湾岸署を目の仇にする一倉さん
よりも鳥飼君を正式な管理官に据え置けば、本店と所轄の間に
波風立てずに済むのではないかしら?
その辺りが、何だかイチイチ回りくどいんですよね~。(^_^;)
ともかく、室井さんが警察庁へ異動していわゆる“現場捜査”から
完全に離れた形になってしまったので、もし今後『踊る4』が制作
されるとすれば、青島係長にとって直接対決する相手なのは一倉
さんではなく鳥飼君になるような気がします。
◇室井さんのポジションについて
今も書いたように、室井さんの役職が更に昇進して現場捜査から
は一線を引く立場になった事もあり、青島君との直接のやり取り
が激減していたのはちょっと残念でした。
ラスト・シーンでようやく彼ら二人が対面する部分があるんですが、
立場が違えど二人の絆は相変わらず固く結ばれているように思え
ましたね。
新・湾岸署の開署式参列を終えて戻ろうとする室井さんが、去り際
に青島君に向けてぼそっと秋田弁をつぶやくのですが、これも実は
劇場版・『踊る』シリーズならではのお約束シーンになってるんです。
最初は全く意味が判らなかったんですが、観終えた後でいろいろネット
検索をした結果、「ほほう~、なるほどね!」と思わず頷いちゃうような
意味だと判ってこれまたクスッとしちゃいました♪
室井さんが相手に向かって秋田弁を発するのは、その相手に信頼を
寄せている何よりの証拠だと思います。
今回の『踊る3』でも、そんな彼らの揺るぎない関係性が判って少し
ほっとしたSilverでございます!
◇青島係長の心の揺れ動きについて
新・湾岸署への“引越し対策本部長”にいきなり任命されたり、若い
部下が数人出来たりと、係長に昇進してより一層多忙を極める我らが
青島君ですが、本編の中盤辺りで持ち前の彼の“やる気”が一気に
失せてしまう事態が起こります。
その理由は敢えてここでは触れませんが、その所為で青島係長は
捜査会議に出る意欲すら喪失してしまいます。
そんないつもとは明らかに様子の違う青島君を、経緯を知る一人で
あるすみれさんが一喝するのですが・・・果たして青島君を悩ませる
要因とは一体何か? そして青島君は復活する事が出来るのか?
それは是非とも、当ブログの読者様ご自身の目でお確かめ下さい!
◇すみれさんと青島係長の微妙な関係について
今書いたように、青島君が戦意喪失状態になってしまってからすみれ
さんの心にも微妙な揺れ動きが生じ始めます。
すみれさんは青島君にやる気を起こさせるべく、彼女ならではの言葉
で彼を励まします。
その言葉に、ふと忘れかけていた何かに気付く青島係長・・・。
そもそもこの二人って、TVシリーズの頃から仲間意識と恋愛感情の
中間に居るような関係だったんですが、今回の『踊る3』では少しだけ
恋愛感情の方向に傾いて行きそうな雰囲気がありましたわね~。
とは言うものの、どちらも素直じゃないからお互いに本当に言いたい
言葉が言い出せない。
とにかく観ていてもどかしい場面のオンパレードでした♪
ただ青島君とすみれさんの関係については、無理矢理進展させる
必要は無いのかな?とも思います。
同じ刑事課に属する仲間として、付かず離れずと言った間柄のまま
の方が、寧ろ彼ら二人にはぴったりなのかも知れませんね~♪
◇音楽担当の変更について
これは公開前からファンサイトや某・大型掲示板等で取り沙汰されて
いたのですが、TVシリーズや過去の劇場版で音楽担当だった方が
今作の『踊る3』では別の方に変更されています。
そうせざるを得なかったのにはきっとそれなりの事情や都合があった
のだと思いますが、私が観た限りでは音楽担当者が変わっていても
何ら違和感は感じませんでした。
いつものメイン・テーマや他の定番曲は要所要所でちゃーんと流れて
いましたし、個人的には全く気にならなかったです。
(但し一部の『踊る』ファンには、音楽担当変更にかなり不満が続出
しているらしいですわね~。苦笑)
OPがTVシリーズの第1話を思わせるような雰囲気で、Silver的には
『踊るシリーズ・第2章』が始まるような感じがしました。
これら以外にもいろんな突っ込みどころや、あのレギュラー・キャラが
意外なポジションに就く等、見応え十分な内容になっています。
とまあ、こんな感じで『踊る3』の感想を私なりに綴ってみましたが・・・。
ちょっと本当にヤバイかも! また観に行きたくなってます!
取り合えずポストカードのコンプリート目当てで購入した前売券があと
3枚残っているので(苦笑)、最低限でもあと3回は観に行くつもりで
ございますっ!!!
早速、初日舞台挨拶生中継@TOHOシネマズ川崎を観に行き
まして、つい数日前の木曜日(8日)にも2度目の鑑賞を済ませた
ところでございます!
劇場版の『踊る』シリーズと言えば、1度観た程度では飽き足らず
何度でも繰り返し観たくなるような、いわゆる“スルメ”的な味わい
があると言うのが私個人的なイメージです。
その上、毎作品でシーンの随所に小ネタ的要素が散りばめられて
いて、思わずクスッとしちゃう事数知れず!なんですよね~♪
今回の『踊る3』も例外ではなく、TVシリーズから幾度と無く使われる
いるお決まりの決め台詞やチョイ役的なキャラクターの登場等、コア
な『踊る』フリークにとっては注目どころが満載なのです!
それでは少々遅くなりましたが、ネタバレしない程度にSilver的感想
を色々綴ってみたいと思います!
◇新規参入のサブ・キャラクターについて
今作の『踊る3』では青島係長を始めとしたレギュラー勢に加え、
新たなキャラクター達が登場しています。
故・和久さんの甥っ子・伸次郎君(伊藤淳史君)や、ドラマ版の
初夏SPで主演だった“女・青島(笑)”こと篠原夏美刑事(内田
有紀ちゃん)、そして本店と所轄の間を取り持つ役割を担う鳥飼
管理補佐官(小栗旬君)。
和久さんの形見である“デスノート(笑)”ならぬ“和久ノート”を
片手に青島係長に付いて行こうとする姿勢は、甥っ子君の性格
の良さを窺わせますし、夏美ちゃんはかつての異名をそのまま
引き継いで刑事に昇格したみたいですし、雪乃さんの不在を
埋めると言う意味では適役だったのではないかと思います。
そして“ポスト室井”とも言うべき鳥飼管理補佐官ですが、一見
すると人当たりの良い温和な性格のように見えるものの、その
裏側では冷酷な一面もあるようですわね。
って言うか、鳥飼君って一倉管理官よりも上のポジションなの
でしょうか?
だったら最初から、何かと所轄=湾岸署を目の仇にする一倉さん
よりも鳥飼君を正式な管理官に据え置けば、本店と所轄の間に
波風立てずに済むのではないかしら?
その辺りが、何だかイチイチ回りくどいんですよね~。(^_^;)
ともかく、室井さんが警察庁へ異動していわゆる“現場捜査”から
完全に離れた形になってしまったので、もし今後『踊る4』が制作
されるとすれば、青島係長にとって直接対決する相手なのは一倉
さんではなく鳥飼君になるような気がします。
◇室井さんのポジションについて
今も書いたように、室井さんの役職が更に昇進して現場捜査から
は一線を引く立場になった事もあり、青島君との直接のやり取り
が激減していたのはちょっと残念でした。
ラスト・シーンでようやく彼ら二人が対面する部分があるんですが、
立場が違えど二人の絆は相変わらず固く結ばれているように思え
ましたね。
新・湾岸署の開署式参列を終えて戻ろうとする室井さんが、去り際
に青島君に向けてぼそっと秋田弁をつぶやくのですが、これも実は
劇場版・『踊る』シリーズならではのお約束シーンになってるんです。
最初は全く意味が判らなかったんですが、観終えた後でいろいろネット
検索をした結果、「ほほう~、なるほどね!」と思わず頷いちゃうような
意味だと判ってこれまたクスッとしちゃいました♪
室井さんが相手に向かって秋田弁を発するのは、その相手に信頼を
寄せている何よりの証拠だと思います。
今回の『踊る3』でも、そんな彼らの揺るぎない関係性が判って少し
ほっとしたSilverでございます!
◇青島係長の心の揺れ動きについて
新・湾岸署への“引越し対策本部長”にいきなり任命されたり、若い
部下が数人出来たりと、係長に昇進してより一層多忙を極める我らが
青島君ですが、本編の中盤辺りで持ち前の彼の“やる気”が一気に
失せてしまう事態が起こります。
その理由は敢えてここでは触れませんが、その所為で青島係長は
捜査会議に出る意欲すら喪失してしまいます。
そんないつもとは明らかに様子の違う青島君を、経緯を知る一人で
あるすみれさんが一喝するのですが・・・果たして青島君を悩ませる
要因とは一体何か? そして青島君は復活する事が出来るのか?
それは是非とも、当ブログの読者様ご自身の目でお確かめ下さい!
◇すみれさんと青島係長の微妙な関係について
今書いたように、青島君が戦意喪失状態になってしまってからすみれ
さんの心にも微妙な揺れ動きが生じ始めます。
すみれさんは青島君にやる気を起こさせるべく、彼女ならではの言葉
で彼を励まします。
その言葉に、ふと忘れかけていた何かに気付く青島係長・・・。
そもそもこの二人って、TVシリーズの頃から仲間意識と恋愛感情の
中間に居るような関係だったんですが、今回の『踊る3』では少しだけ
恋愛感情の方向に傾いて行きそうな雰囲気がありましたわね~。
とは言うものの、どちらも素直じゃないからお互いに本当に言いたい
言葉が言い出せない。
とにかく観ていてもどかしい場面のオンパレードでした♪
ただ青島君とすみれさんの関係については、無理矢理進展させる
必要は無いのかな?とも思います。
同じ刑事課に属する仲間として、付かず離れずと言った間柄のまま
の方が、寧ろ彼ら二人にはぴったりなのかも知れませんね~♪
◇音楽担当の変更について
これは公開前からファンサイトや某・大型掲示板等で取り沙汰されて
いたのですが、TVシリーズや過去の劇場版で音楽担当だった方が
今作の『踊る3』では別の方に変更されています。
そうせざるを得なかったのにはきっとそれなりの事情や都合があった
のだと思いますが、私が観た限りでは音楽担当者が変わっていても
何ら違和感は感じませんでした。
いつものメイン・テーマや他の定番曲は要所要所でちゃーんと流れて
いましたし、個人的には全く気にならなかったです。
(但し一部の『踊る』ファンには、音楽担当変更にかなり不満が続出
しているらしいですわね~。苦笑)
OPがTVシリーズの第1話を思わせるような雰囲気で、Silver的には
『踊るシリーズ・第2章』が始まるような感じがしました。
これら以外にもいろんな突っ込みどころや、あのレギュラー・キャラが
意外なポジションに就く等、見応え十分な内容になっています。
とまあ、こんな感じで『踊る3』の感想を私なりに綴ってみましたが・・・。
ちょっと本当にヤバイかも! また観に行きたくなってます!
取り合えずポストカードのコンプリート目当てで購入した前売券があと
3枚残っているので(苦笑)、最低限でもあと3回は観に行くつもりで
ございますっ!!!
『踊る大捜査線 THE MOVIE 3』 完全読本 (ぴあMOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2010/06/21
- メディア: ムック
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ユニバーサル シグマ
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: CD
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