劇場版カット・シーン、TV本編で復活！

本日O.A.された『仮面ライダーキバ』・第44話にて、8月に公開された
劇場版『魔界城の王』に次ぐタイムスリップ・エピソードが織り込まれて
いましたわね～♪

自らの手で深央ちゃん（＝現代版クイーン）を葬ってしまった渡君。

深央ちゃんの婚約者であり自身の異父兄・太牙君にとっての復習の的
となった渡君は、兄の怒りの襲撃に身を任せ自ら殺されようとしますが、
危ういところを次狼さんことガルル様に救われます。

「お前の傷付いた心を癒すのはやはり奴しか居ない・・・父親の魂に
触れて来い。」

そう言って、時の扉から渡君を22年前の世界へ飛ばすガルル様。
相変わらずガルル様のお声って、渋くてクールで素敵です事！（*^_^*）

先程も書きました通り、渡君が過去へタイムトリップするのは『魔界城
の王』に続いて2度目。
シチュエーションこそ違えど、渡君は自らの素性をあっさり明かして
父である音也さん＋母である真夜さんと御対面を果たします。

実は渡君、過去に戻るに当たり真の目的が有りました。

それは音也さんと真夜さんを別れさせる事で、自分の誕生を未然に
防ごうという何とも無謀な（苦笑）作戦でした。
つまり自分の存在を消す事によって、深央ちゃんの死を無かった事に
しようと企んだのでしょうね。

渡君は二人の息子である証拠として、かつて真夜さんがお守りとして
名護さんから貰ったボタンを差し出します。
その見覚えあるボタンを見て、ハッとなる真夜さん。
慌てて自分が持っていたボタンを取り出して、渡君のそれと見比べます。

とは言うものの、渡君の告白を全く信用しない音也さん。
ここのシーンは、まさに劇場版を彷彿とさせますわよね～♪

そして渡君は更に信用を得る為に、紅邸へやって来ます。

渡君の手には、音也さんが持つものと同じ家の鍵が・・・。
それに、音也さん製作の名器・ブラッディーローズの存在を知っていたり、
紅家代々に伝わる特技（笑）を身に着けていたり、次々と証拠が登場。

するとようやく観念したかのように渡君＝自分の未来の息子であると
認めざるを得ない音也さんなのでした。

この直後に、何と劇場版『魔界城の王』でばっさりとカットされてしまった
あのシーンが大復活を果たします！

それは・・・そうです！
渡君と音也さんの、親子水入らずの入浴シーンでございます！

音也「久し振りだな～、渡。　お前と一緒に風呂に入るのは♪」
渡「えっと・・・久し振りって言うか・・・初めてです。（苦笑）」

これってひょっとして、劇場版での台詞そのままだったんじゃござい
ませんか？（*^_^*）

確か劇場版公式ガイドブック等には、問題のシーン（笑）と共に同じ
台詞が書かれていたと記憶しています。
まさか・・・ストーリー進行させていく上で遂にネタギレになった為の
使い回しとかじゃないでしょうね？？？（苦笑）

このシーンは、多分あと半年くらいは観られないだろうと思ってました。
（※劇場版・ディレクターズカット版のDVDリリースが毎年春先辺り
なので・・・。）
思わぬところで、劇場版の再現シーンが観られて良かったですわ♪

渡君は何とかして音也さんを説得して、真夜さんを諦めさせようと
しますが、いくら実の息子の助言とは言えそればかりは飲めません
わよね～、音也さん？(^_^;)

そんなこんなのやり取りを経て、真夜さんがファンガイアに狙われる
という緊急事態が発生！
渡君と音也さんは劇場版に続いて、TV版でもキバ&イクサとして親子
共闘し、難なく敵を撃破しますが・・・その直後に戦闘用の姿のままで
”親子喧嘩（苦笑）”が勃発してしまいます！(^_^;)

「息子を殴って良いのは、親父だけだ！」
ファンガイアに向かっていく時、そう叫んでいた音也さん。
まさかそのすぐ後で、本当に渡君に殴り掛かって行こうとは・・・。
さすがは有限実行タイプの音也さんです事。（苦笑）

そんな親子喧嘩の真っ最中に（笑）過去版キングが登場。
未来を変えるには、音也さんを殺せば良いと渡君にけしかけます。
当然ながら、キングの言葉に一瞬躊躇する渡君。

いくら音也さんと真夜さんとの愛の成就を阻止しようと願っていても、
自分の父親の命を奪おうとまでは思っていなかった筈です。

次週の第45話が2008年最後のO.A.となるようですが・・・その回では
どうやら過去編のファイナルらしきストーリーが描かれていくみたいです。

噂されている音也さんのダークキバへの変身、そして過去キングの
ファンガイア体の登場、音也さんと真夜さんの愛の行方など、次週も
見所満載だと思います！

ただ、次週のサブタイトル『ウィズ・ユー　最後の変身』が非常に気に
なります！

”最後の変身”とは、一体誰の事を指すのか？　（まさか音也さん！？）
そして”ウィズ・ユー”で連想するのは勿論、渡君名義のイメージソング
『With You』（『Circle of Life』・2008年バージョンのカップリング曲）。

ひょっとしたら音也さんの出番が次週を持って終了してしまうのでは
なかろうか？という推測も出来ますが・・・と言う事は、本編3人目の
犠牲者が音也さんだったりして！？(T_T)

様々な期待と不安が渦巻きますけど、どんなエンディングになろうとも
最後までしっかりと『キバ』の世界の終焉を見届けようと思います。


◆オマケ・その1◆・・・ゆりちゃん、潔い別れのメッセージ

「・・・別れをあげる。　返却不可能だ。」
そんな言葉と共に、音也さんへ別れを告げたゆりちゃん。

一人の女性であると同時に戦士でもあったゆりちゃんは、涙の一つも
見せずに潔く彼に背を向けるのでした。
去り際に音也さんの足を思いっきり踏んでいくのも、実に彼女らしくて
却って気の毒に思っちゃいましたね。

強い女性であるからこそ、自分の感情を押し殺して愛しい者に別れを
告げなければならない・・・本当は音也さんの胸に飛び込んで思い切り
泣きたかったでしょうにね。(T_T)

こういう結末はある程度予想していた事とは言え、私は画面の中の
ゆりちゃんに「ごめんね・・・。」と呟くしかありませんでした。

◆オマケ・その2◆・・・名護さん、”青空の会”次期ボスに就任決定？

今日の第44話にて、名護さんが亡き嶋さんの遺志を継ごうとしている
姿は非常に立派だったのですが、その直後のシーンがいけませんでした！

生前の嶋さんが事ある毎にマル・ダムールのマスターと”体脂肪率対決！”
をしていましたけれど・・・何もそこまで嶋さんの真似をする必要は無いん
じゃなくて？　名護さんっ！(^_^;)

全く・・・名護さんのキャラは、最後の最後まで行きつ戻りつですよね。
ある時はシリアスになったり、又ある時はお馬鹿キャラに変貌したり。
（ちなみに今回は、プラスマイナス・ゼロ・・・と言ったところかな？笑）

お願いだから、せめて最終回だけは名護さんをまともなキャラに
戻してあげて欲しいと、自称・名護さんファンのSilverは切に希望
しますわっ！（苦笑）