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『極付 森の石松』千秋楽@シアター1010・プチレポ♪ [貴水博之]

・・・昨日無事に終了した『極付 森の石松』・千秋楽日を観終えて、
私は今激しく、か~な~り激しく後悔しております。(笑)

こんなに楽しい痛快時代劇舞台だと予め知っていれば、せめてもう
1公演くらいは観に行っても良かったかも!と。(^^ゞ

昨日のマチネ公演は楽日とあってか、舞台本編の要所要所でアドリブ
台詞のオンパレード状態!
中には、一部出演者の方が台詞を度忘れしてしまったようなハプニング
まであったりしたようで(苦笑)、先週の東京初日以上に爆笑の連続で
ございました。

では早速、昨日の千秋楽日の模様を簡単に御報告しますね♪

◆次郎長親分、さりげなく宣伝活動!(笑)

楽日での数あるアドリブの中でも、私を含めたHIROファン的には
やはり後にも先にも次郎長親分のアドリブ台詞が大ヒットでした!

子分である石松(右近さん)の旅の様子を案ずる次郎長親分は、
彼についてこんな事を口にしていました。

「石松はまるで、”Dream Runner”みたいな奴だなあ~。」
「奴(=石松)が居ないと、”access”の曲が聴けないんだよ!」

あのう・・・次郎長親分?
これって、確か時代劇舞台の筈ですよね~?

それが何故、”Dream Runner”だの”access”だの、やけに聞き
覚えのある外来語(苦笑)が頻繁に飛び交うんですのっ!?(^^ゞ

おそらくは次郎長親分を演じて下さった市川猿三郎さんのさりげない
宣伝活動だったのではないかと思いますが(笑)、HIRO本来の活動
とは全く無関係であるこの舞台で、まさか”access”の名前を耳にしよう
とは思いませんでしたわよっ。

※そう言えば以前、『BOYS TIME』でもHIRO以外の演者の方が同じ
ように”access”と言う固有名詞を含んだ台詞を仰ったみたいですね。
あいにく私は当日その公演を観ていなかったので、未確認情報では
あるのですが・・・。

猿三郎さんのブログによると、どうやらファンの方からなのか又は舞台
関係者からなのか、accessのCDをゲットされたみたいですね!
しかも最新シングルの『Dream Runner』を聴いて下さったようです。
それ故の、”Dream Runner”発言だったんでしょうね♪

とにかく、HIROファンとしては次郎長親分に大感謝でございます♪
今度は是非、access名義での既存アルバムも聴いて頂きたいもの
ですわね!

◆Silver、梅吉さんと最大接近遭遇!

千秋楽日での私の座席は、9列目のやや左ブロック寄り。
ちょうど中央通路で分かれている部分であり、先週より後ろではあった
ものの前列の座席とやや距離が出来ていた事も有り、遮られる物が
何も無くて割と観易いお席でした。

そこで一番期待してしまうのが・・・そうです、第二幕序盤での梅吉さん
帰宅シーン。

ちょうど中央通路に直結した出入口から、石松さんと梅吉さんが股旅
姿で颯爽と客席に入って来られるシーンなのですが、彼等の登場場面
を超至近距離で堪能出来るのが、前述の9列目左ブロック付近だった
のです!

第二幕が始まる前から、その事ばかりが気に掛かって私のハートは
爆発寸前! 今にも心肺停止状態に陥ってしまうのでは?と異常な
までに気持ちが昂ぶり始めていました。

そして程なくして訪れた問題シーン・・・客席中央通路と直結する左側
の扉がスッと開くと、そこから股旅姿の右近さんと我が愛しのHIRO様が
遂に登場したのであります!!!(*^_^*)

僅か目と鼻の先でHIROの姿を拝めるなんて、おそらく去年の『動物園
物語』以来でしょうか?

あの時は、ステージ上に演者と観客が混在していた特殊な舞台であり、
汗を滴らせながら熱演するHIROの姿をただひたすら見つめていたもの
です。

そんな事を振り返りつつ、彼の粋な出で立ちに改めて惚れ惚れする私。
着物の下から垣間見える細い生足に、そして少しばかり肌蹴た感じの
逞しい胸板に一瞬ドキッとさせられながら、梅吉さんの股旅姿に目を
奪われる私、Silver・・・。(*^_^*)

たった数分の内に終わってしまった私とHIROの”最大接近遭遇”でしたが、
実はこれだけではなく、この後再び奇跡の瞬間が訪れるのです!

◆2度目のカーテンコールにて・・・嬉しいサプライズ!

昨日のカーテンコールは全部で3回あったのですが、その内の2回目
では何と何と全キャストの皆さんが1階席後方の左右両扉から一斉に
登場して下さったんですよ!!!

ちなみに、我らがHIROは向かって左側の扉からの御登場・・・つまりは
私が座るブロックに程近い通路を使ってステージに戻る形になるのです。

これって、”HIROとの最大接近遭遇・第2弾!”じゃないですか!?(*^_^*)

梅吉さんは客席のあちこちに向かって笑顔を見せつつ、再び私の目の
前を優雅に通り過ぎていくのでした♪

昨日も書かせて頂きましたが、この楽日のカーテンコールではしっかり
HIROの名を何度も絶叫させて頂いちゃいました!

◆名取裕子さん、目撃情報♪

第二幕の序盤・梅吉さんの帰宅シーンにて、石松さんと梅吉さんが客席
を巡りながらステージ上の都鳥一家宅へ戻ろうとする場面だったのですが、
石松さんがふとある女性に向かってこんな事を口にします。

石松「おや? ここに名取裕子に良く似た観音様がおいでになるが・・・?」

このシーンでは、観客を地藏様や観音様に例えて台詞を言う設定になって
いるらしく、今回の楽日でも単なる女性客がネタにされているのだとばかり
思っていた私。

ところが、次の梅吉さんの台詞で場内は途端に騒然とします。

梅吉「いえ、どう見ても(名取さん)本人でしょう!」

・・・ええっ!? 本物の名取さんが観に来ていらっしゃったの!?

その女性は、ちょうど私と同じ並びの9列目・中央ブロックの左端に座って
いらっしゃいました。
黒を貴重にしたお召し物で、しかも細めの黒縁眼鏡を掛けていらっしゃる
そのお姿を今一度目を凝らして見てみますと・・・嗚呼、やっぱり!!!

HIROの仰る通り、その方は間違いなく名取さん御本人だったのです!

これって、今年HIROが共演させて頂いた『窯変 源氏物語』繋がりで
昨日の楽日を観に来て下さったと解釈しても良いのかしら?
それとも、右近さんや或いは他の出演者繋がりでしょうか?

いずれにせよ、意外な有名人を目撃した私はちょっと得した気分になり
ましたし、もしあの共演以降もHIROの事を何かと気に掛けていてくれた
のならば非常に嬉しいし有難い事だと思いました。

又いつか共演する機会があったら、我らがHIROをどうぞ宜しく!m(__)m

◆本編感想について

梅吉さんの母親で歌の名手だった、今は亡きおゆうさん。
そして石松さんが幼少の頃にほんの少しだけ一緒に過ごして来た芸者・
小せん姐さん。

この2人の女性、実は同一人物だったのですが・・・つまり、石松さんと
梅吉さんは知らず知らずの内に”義兄弟”的な関係を作っていた訳です。

そんな不思議な縁の所為なのか、梅吉さんが実の兄2人よりも石松さん
を本当の兄貴のように慕っていた理由が何となく判った気がしました。
全てはおゆうさんが二人の絆を繋いでいたのだと、そういう風に解釈する
事にしました。

第二幕のエンディング・・・今まさに絶命しようとしている石松さんを梅吉
さんが看取り、おゆうさん(=小せん姐さん)の幻影が石松さんをまるで
迎えに来たかのような描写には改めてグッと来ちゃいましたね~。

石松さんが息を引き取る直後の、HIROの「兄ィ~!!!!」と言う悲しみ
の絶叫も迫真の演技でとっても見応えありました!

そして先程も前置きで書いた通り、昨日の楽日ではアドリブ台詞が次々
に飛び出す始末で・・・その殆どの元ネタが今流行のお笑いギャグばかり
だったので、客席はとにかく大笑い状態!

しかも楽日ならではのサプライズやハプニングも発生!
2度目のカーテンコールに於ける全出演者の客席登場もその一つですが、
本編でも予期せぬハプニングが続出したようです。

三十石船でのいわゆる”寿司食いねぇ”の場面では、実はワサビ入りの
消え物を食べさせられていたみたいです!(^_^;)

演じていた役者さん、それはそれは辛そうに顔を歪めながらも、何とか
無事に台詞を喋っていらっしゃいました。

そして次郎長親分までが、途中で御自分の台詞を度忘れしてしまうと言う
ハプニングがあったらしく、暫し次の台詞が出て来ない時間が約数秒間程
続いてましたが、その後何とか無事に本編に復帰し、ストーリーが進行して
行きました。

石松さんが危なっかしい性格なのは、元々はこんなポカミスを犯す次郎長
親分譲りだったりして!?(^_^;)

石松さんの恋のお相手・おさわちゃんを演じた尾上紫さんは、旅芸人役で
ありつつも、その佇まいはとっても上品なお嬢さん♪って感じで可愛かった
ですね。

そんな彼女も昨日の楽日では、第二幕での客席登場(=梅吉さんの帰宅
シーン)の時に、「まさか石さん(=おさわちゃんは石松さんを親しみ込めて
こう呼んでました♪)とシアター1010で逢えるなんて・・・♪」等とアドリブ台詞
に変わっていました。

それからどなたかが本編で、梅吉ことHIROの「来るんじゃなかった。(^_^;)」
と言う台詞の声真似をするシーンがあるんですが、その方の女房役だった
女優さんに「顔が違う!!!」等と突っ込まれるシーンも非常に笑わせて
貰いました!(苦笑)

まだまだ突っ込みどころ満載な部分があったんですけど、私の記憶力
ではやはりこれが限界でしょうか。(^_^;)

3度のカーテンコールでは、私も含めたHIROファンの熱いコールがあちこち
から上がっていて、客席を一通り眺めながら彼も満足気な笑みを浮かべて
いたのがとっても印象的でした♪

初めての時代劇舞台出演と言う未知なる扉を開けて、私達ファンに新たな
世界を、可能性を見せてくれたHIRO。
右近さんに次ぐ実質上NO.2と言える立場の役柄で、芝居や殺陣にそして
本領発揮の歌で全ての観客を魅了してくれたのでは・・・と確信しています。
今回の舞台がHIROにとって、収穫多いものであれば良いと思いますね♪

さて、次はその情熱をHIRO自身のソロライブに傾ける番です!
まだ私もチケットを確保した訳ではないのでどうなるかは判りませんけど、
何としてでも2日間共参加したいと思ってます。
その為には、あらゆる手を尽くすつもりです!

何はともあれ約3週間の長旅・・・本当にお疲れ様でした、梅吉さん!(*^_^*)

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