舞台『手紙』に向けて・・・鋭意予習中♪

竜魔様＠『風魔の小次郎』こと進藤学君が出演する舞台『手紙』が、
いよいよ明日から新宿シアターアプルで開幕致します！

私も先々週ぐらいに原作の文庫をお買い上げして只今予習の真っ最中
なのですが・・・このストーリーはなかなかシビアな内容なんですよね。

強盗殺人を犯してしまった兄を持つ弟が、”犯罪者の家族”と言う事実に
怯えつつもごく普通の日常生活を送り、その中で兄の存在が足枷となって
自らの将来を次々に失っていく・・・と言うのが主な粗筋のようです。

この物語の主人公・直貴は、刑務所に収監されている兄・剛志と最初の
内こそ手紙のやり取りをしていますが、”家族の中に犯罪者が居る”と言う
事実が自分の就職・進学・恋愛に対する障害になっていき、徐々に剛志の
存在が疎ましくなっていきます。

自分の兄が罪を犯した。
当の自分は何もしていないのに、その事実を知ると周囲の人間は何故か
自分を敬遠し始めてしまう、自分との関わりを極力避けようとする。

直貴が自らの未来を掴み掛けたその瞬間、悲しい現実は必ず訪れる。
その度に直貴は、まるで前から覚悟していたかのように自分の人生
を諦めてしまうのです。

そして挙句の果てには、剛志との唯一の連絡手段である手紙のやり取り
を自ら絶ち切る決意をし、返事すら出さなくなってしまいます。
それはある意味で、兄＝剛志と言う存在の否定でした。

実際問題として、犯罪者とは言うものの、犯した罪を除けば単なる一人の
人間であり、そんな彼らにもごく普通に両親や兄弟・姉妹等の家族、友人
や恋人等身近だった人達が沢山居る筈です。

この『手紙』は、そうした加害者の家族やその人達の関係者が抱える現実や
心の葛藤、そして避けては通れない”加害者の家族”に対する偏見や差別を
日常風景を交えながら細やかに描いていると思います。

今日の時点で、ようやく第4章の終盤まで読み終わったところです。
私が観劇する4/18（金）・夜の部までにラストまで読めるかどうかちょっと
微妙なところですが（苦笑）・・・でも、凄くリアルで考えさせられるストーリー
だと思いますし、読んでいる途中で思わず涙が滲みそうになった部分も
ありました。

数年前にガオシルバー＠『ガオレンジャー』こと玉山君が出演した映画版は
それなりにヒットしたようですし、映画を見て感動した方々も結構いらっしゃる
みたいですね。

又、映画版には多少のアレンジが加えられていたそうですが、明日開幕する
舞台版『手紙』ではどんな構成になっているのか非常に楽しみです♪

確か先月ぐらいだったでしょうか、会社の帰り掛けに寄り道した書店で演劇
関連の月刊誌を立ち読みした時に、この舞台版『手紙』に主演する進藤君と
相葉君の対談を読ませて貰いました。

その対談の中で進藤君曰く、「（舞台では）泣かせます！」と断言していたので
かなり期待が持てる脚本になっているのだろうな・・・と感じました。

そうでなくとも、進藤君のアクション無しのストレート･プレイを初めて観る私と
しましては、もうそれだけでも泣いてしまいそうですわっ！！！（*^_^*）
（でも観劇当日は1階3列目という超至近距離なので、進藤君には余りみっとも
ない姿は見せられません！苦笑）

とにもかくにも、明日遂に初日を迎える舞台版『手紙』。
東京公演の他にも大阪・名古屋公演が控えているようですし、今月中は
舞台に集中×2！といったところでしょうか。
くれぐれも体調管理に気を付けて、全日程を無事に演じ切って欲しい
ものですわね♪

私も今週金曜日に逢いに参ります！　進藤君！！！（*^_^*）




◆オマケ・その1・・・『東京ゴーストトリップ』・第2話◆

進藤君演ずる死神様、ED直前のたったワン・シーンのみ、まさに一瞬の
御出演（苦笑）でございました！(^^ゞ

でも台詞無しとは言え、その異質な佇まいだけで死神様の存在感を
たっぷりと見せつける辺りはさすがに進藤君！
死神様が今後、主要キャラにどう絡んで来るのか引き続き注目です♪

◆オマケ・その2・・・『手紙』に関する小さな偶然を次々発見！◆

（1）本文の中に、何と私が普段利用している自宅最寄のJR路線名と
駅名が流用されていた事に、凄くビックリしました！

あんなローカル路線、絶対に余り有名じゃないと思うんですけど（笑）、
原作者の方が以前使った事のある路線だったのでしょうか？

有名作家さんの小説に、自分が日常的に乗っている路線の名前を
見つけて、ちょっと嬉しさを覚えたSilverなのでした♪

（2）一昨日届いた某ボーカリストのFC会報内・Q&Aコーナーにて、
『最近読んだ本は？』と言うクエスチョンに対し、彼が『手紙』と答えて
いたのを見つけて更にビックリしました！
これって単なる偶然！？・・・いえ、絶対にそれだけではあるまい！（*^_^*）

ちょうど私も同じ本を読んでいるの～！！！と、彼に向かって思わず
アピールしたくなってしまいましたわよ♪

実は以前にも、彼がラジオ番組で「（東野圭吾氏の）『夜明けの街で』と
言う本を読んでいる。」と発言していた事から思いっきり影響を受けまして
（苦笑）同じ本を購入して読破した事があります。
どうやら彼は何かと、東野圭吾氏の作品をよく読んでいるらしいです。

もし彼が今、東野氏の別の作品を読んでいるのを知ったら、また衝動的に
お買い上げしてしまいそうな予感がするSilverでございます。(^^ゞ