SSブログ

初放映から丸15年・・・改めて『クウガ』を熱く語ろう! [仮面ライダー]

古くは昭和の時代に始まってから今日に至るまで、今も尚様々な作品を
通じて受け継がれ続けている『仮面ライダー』シリーズ。

その中でも、いわゆる『平成仮面ライダー・シリーズ』の記念すべき第1
作目として2000~2001年に亘ってO.A.された『仮面ライダークウガ』は、
私にとって未だに思い入れの深いお気に入りの作品として位置付けられて
います。

思えばこの『クウガ』が誕生してから、もう15年と言う歳月が流れた事
になるんですのねえ~♪

ちなみに今月に入ってから、『ニコニコ生放送』にて数日間『クウガ』の
一挙配信があった模様で・・・そんな企画があっただなんて昨日まで全く
知らなかったんですけど、私も昨夜の最終日(第37話~最終回・第49話)
を食い入るように(苦笑)拝見させて貰っちゃいました。

実は終盤以降のエピソードを収録したDVD(第10巻~最終巻・第12巻)の
計3枚を既に購入済だったりします。

とは言え、最近はこれらDVDを観る機会がめっきり減ってしまっていた事
もあった所為か、昨夜の一挙配信・最終日をついつい懐かしく拝見させて
貰った次第でございます!(^^ゞ

今でこそ最近の『平成ライダー・シリーズ』は、全体的にはエンターテイ
メント性が強調された作品が多く制作されていますけど、第1作目となった
この『クウガ』はリアリティーと恐怖性を前面に押し出した、それまでの
昭和シリーズを何処と無く想起させるような描写や演出が凄く新鮮であり
尚且つ画期的な作品になったと思います。

『クウガ』では主人公は勿論の事、魅力的なサブ・キャラクター達も多数
存在していて、作品をより深みのあるものにしてくれているんですよね♪

それではこの場をお借りして『クウガ』に於ける代表的なキャラクター
を少々挙げてみたいと思います!



◇五代雄介(演・オダギリジョーさん)

言わずと知れた"戦士クウガ"の資格を得た本作の主人公ですけど、彼は
本当に心の裏表が全く無くて異常なくらいに好青年なんですよね~♪

自分の周りの人間は勿論の事、多くの人々の笑顔を守りたくてクウガと
して闘う決意を固める彼ですが、基本的に彼は自分の拳を奮う事を極力
嫌っていて、とにかく心底優しい性格だったりします。

それ故、自分がやがて敵側のラスボス(=ダグバ)と同じように究極の
闇をもたらす恐るべき存在になるかも知れないと言う兆候が出始めた時、
五代君の中に迷いが生まれてしまいます。

しかしながら終盤が近付くにつれて敵側の殺戮行為が激化していく中、
自分がもっと強くならないと敵を殲滅出来ないと痛感した五代君は覚悟
を決めて遂に最強戦闘形態=アルティメットフォームを手に入れます。

最終回直前の最終バトル・シーンに於いて、無邪気な笑顔で殴り掛かる
敵側のラスボス・ダグバとは対照的に、涙を流しながら拳を奮い続け
なければならない五代君の悲しげな表情は、私も含め多くの平成ライダー・
ファンの中で未だに名シーンの一つとして各々の心に深く刻み込まれて
いると思うんですよね・・・。

『クウガ』以降の作品でも、多くの主役キャラが誕生して熱血漢溢れる
活躍をしてくれましたけど、私個人的には五代君を超える主人公はまだ
現れていないような気がしています。

◇一条薫(演・葛山信吾君)

今でこそ昨今の『平成ライダー・シリーズ』では、2号ライダーを始め
いわゆる複数のサブ・ライダーが登場していますが、この『クウガ』に
於いてライダーと呼べるキャラクターは五代君たった一人でした。

そんな孤高の存在とも言える五代君を後方支援してくれていたのが、一条
刑事を始めとして警視庁内に設置された未確認生命体関連事件を担当した
合同捜査本部の面々でした!

中でも一条刑事は初回エピソードで早速五代君と運命の出逢い(笑)を
果たし、出逢った当初こそ五代君を"自分の担当事件にイチイチ首を突っ
込んで来る面倒で厄介な一般人(笑)"と言う認識で嫌々ながら接して
いた筈です。(^^ゞ

しかし、五代君が決意を込めて戦士クウガに変身する経緯を目の当たり
にした事もあって、一条刑事は彼の熱い思いを汲み取りクウガの戦いを
自分なりにサポートしていく決心を固めるのです。

一条刑事以外の捜査本部の面々も、中盤エピソード以降にクウガの正体=
五代君である事を知らされ、ここでようやく警察側が五代君の全面バック
アップを買って出る事になります。

松倉本部長を始めとして、杉田刑事や桜井刑事、それに本編の前半部分で
一条刑事に片思いだった笹山さん等、捜査本部で特に活躍したキャラクター
の皆さんは誰も彼も性格の良い方達ばかりで・・・五代君にとってはさぞ
かし心強い協力者達だった事でしょうね。

もしもこの『クウガ』が15年前等では無く、この数年間の内に制作されて
いたとしたら、警視庁側のバックアップ体制は果たしてあったのかどうか
かなり怪しいものです。(基本設定も当然違っていたとは思いますしね。)

ひょっとしたら一条刑事のような、五代君にとっての相棒的存在とは逆に、
クウガを敵視したり反感を持つような刑事だって少なからず存在していた
かも知れません・・・。

五代君ほど回数はそれほど多くないものの、一条刑事も敵側の攻撃をもろ
に受けて度々重傷を負わされてしまうんですが、五代君と共に闘う為に
傷の癒えない状態のままで再び事件現場へ急行していく彼の果敢な姿は
“不死身の一条さん(笑)”と言う強烈なイメージを決定付けたものでした。

ちなみに一条刑事は、敵側の美貌溢れる女ボス(=“薔薇のタトゥの女”こと
バルバ)とは何故かやたらと巡り逢う場面が多く、個人的にはかなりヤキ
モキさせられたりしましたわね~。
(しかも彼女と直接の面識があるのも、偶然なのか一条刑事たった一人
なのでございます!苦笑)

彼女=薔薇姐さん(苦笑)との最終対決も、最後は一条刑事からの神経
断裂弾を数発撃ち込まれて海中に落下すると言うシチュエーションでした。

薔薇姐さん程の実力の持ち主ならば、一条刑事の銃撃を受ける直前に反撃
する事だって可能だった筈なのに・・・私にはあの場面が、彼女が敢えて
一条刑事にわざと倒されようとしていたのではないか?と感じずには居られ
ないんですよね。

人間に対する殺戮ゲームしか眼中に無い種族ではあったものの、薔薇姐さん
の中で一条刑事に対する何らかの感情が芽生え、時折彼と対面していく内に
一条刑事になら撃たれても構わないと思うようになったのでは?等と、つい
そんな妄想すら浮かんで来てしまった事もありましたけど(苦笑)、一条刑事
と薔薇姐さんとの対決シーンはとにかく二人共美男美女でもありましたので、
思わずウットリと見惚れてしまうばかりでございました!

『クウガ』と言う作品は表向きは勿論特撮ヒーロー系ドラマと言う位置付け
がありますが、観方をちょっとだけ変えてみれば大人の視聴者にも十分通用
する重厚な刑事ドラマ的テイストが沢山ありますし、或いは五代君と一条刑事
が織り成す友情ドラマとしても楽しむ事が出来ると思います。

今回の『ニコ生』での一挙配信をきっかけにして、又新たな世代の『クウガ』
ファンを開拓出来たのではないかしら?と個人的には期待しているのですが、
どうでしょうかねえ~?(^^ゞ

五代君や一条刑事だけでは無く、他にもこんな魅力的なサブ・キャラクター
が本編で活躍しています!

◇沢渡桜子=五代君の大学時代の仲間
(古代遺跡調査や古代文字解析を担当する役割を持つ。 友達以上恋人
未満的立場?で五代君を強力バックアップします!)
◇椿秀一=一条刑事の高校時代の同級生
(クウガの専属主治医を自称! 桜子さんと接する内に好意を抱きます♪)
◇榎田ひかり=科警研の責任者
(未確認生命体用武器関連を多数開発! シングル・マザーと仕事との
狭間で度々心が揺れ動きます。)
◇五代みのり=五代君の妹
(通称:みのりっち。 五代君同様に前向きな性格の持ち主で、どんな
に危機的状況に陥ってもとことん五代君を信じる兄思いな良い子です!)

ちなみに、先程『クウガ』には刑事ドラマ的テイストがあると書きました
けど、現在O.A.中の『仮面ライダードライブ』も主人公が刑事である事から
こちらもライダー作品でありながら刑事ドラマっぽいストーリーがふんだん
に織り込まれています。

現時点でドライブの正体が進ノ介君であると知る人物はごく一部にのみ
限られていますけど、願わくば個人的には特状課の残りの面々(本願寺
課長、究ちゃん、現さん)にも気付いて頂くか或いはどなたかから暴露
(或いは進ノ介君本人による告白)して貰う等して、いずれは特状課に
よるドライブへの全面バックアップ体制が実現すれば良いのにな・・・と
思っています!

そんな感じで、まだ『クウガ』を全く観た事が無い方々も今日の当ブログ
記事をきっかけに、一度『クウガ』ワールドに入り込んでみてはいかが
でしょうか?
きっと思いっ切り嵌ってしまう事、間違いございませんわよっ!!!


仮面ライダークウガ 全12巻セット [マーケットプレイス DVDセット]

仮面ライダークウガ 全12巻セット [マーケットプレイス DVDセット]

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: DVD




仮面ライダークウガ 新春スペシャル [DVD]

仮面ライダークウガ 新春スペシャル [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD




仮面ライダークウガ 特別篇 [DVD]

仮面ライダークウガ 特別篇 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 2011/12/07
  • メディア: DVD




仮面ライダークウガ音楽集

仮面ライダークウガ音楽集

  • アーティスト: TVサントラ,藤林聖子,佐橋俊彦
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2000/07/20
  • メディア: CD




仮面ライダークウガ音楽集(2)

仮面ライダークウガ音楽集(2)

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2000/12/01
  • メディア: CD




仮面ライダークウガ ソングコレクション

仮面ライダークウガ ソングコレクション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2000/09/21
  • メディア: CD




仮面ライダークウガ ソングコレクション 2

仮面ライダークウガ ソングコレクション 2

  • アーティスト: 藤林聖子,村山桂
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2000/12/21
  • メディア: CD




コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。