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『舞台版・銀英伝』ワールドの世界三大テノール(笑)が再集結! [貴水博之]

2011年1月に第1作目が上演されて以来、数々の舞台版作品を世に送り
出し、今年3月上演の第10作目を以ってひとまずの締め括りを迎えた
『舞台版・銀河英雄伝説』シリーズ。

あれから早7ヶ月・・・この『舞台版・銀英伝』が何とコンサートと
なって久し振りに帰って来ました!!!

今回のコンサートに愛しのダーリン・・・じゃなかった(苦笑)、今日
に限っては我が最愛の冷徹参謀閣下殿がソリストの一人としてヤン提督
(演・LUNA SEAのボーカルRYUちゃんこと河村隆一さん)やポプラン
さん(演・アッキーこと中川晃教さん)と共に出演なさると言うので、
大降りの雨の中を頑張って観に行って参りましたわよ~♪



舞台版・公式HPでの宣伝文句から推察するに、『星々の詩』と題された
今回のコンサートは『舞台版・銀英伝』シリーズの劇伴曲限定で演奏して
下さるものとばかり思っていたんですが、いざ蓋を開けてみればアニメ版
(=劇場版及びOVA版)で使用されたクラシック曲やオリジナルED曲も
含まれていました。

OP曲となった『ボレロ』(byラベル)は基本的に同じメロディーが延々
と繰り返されるだけの単調でしかも10分以上の大曲なので、申し訳ない
ながら中盤以降はさすがに眠気が襲って来てしまいましたわね~。(^^ゞ
(瞼が閉じそうになるのを必死に堪えて頑張りました!苦笑)

ちなみにこの曲はアニメ劇場版・第1作目となった『我が征くは星の
大海』で使用されていたんですが、私個人的にはどちらかと言うと
大ヒット邦画『踊る大捜査線』シリーズのスピンオフ作品・『交渉人・
真下正義』でのイメージの方が強かったりします。(苦笑)

そして続くは本編のメインと言うべき『舞台版・銀英伝』の劇伴曲を
一つの組曲として盛大に且つメロディアスにオーケストラの皆様方が
演奏して下さいました。(演奏時間にして、約40分だったそうです!)

今回の組曲作品では、これまでの舞台版で聴き慣れている曲やそうで
ない曲が所々で入り混じってはいましたが、私の頭の中にはオーベル
様の冷酷な眼差しや静かな立ち居振る舞いを始め、他キャラクター達
の印象的な場面が次々と甦って来ましたわね~♪

そうそう、今回の『銀英伝』コンサートではフルオーケストラの皆様
のバックに大型スクリーンが設置されていて、或る時はアニメ版の
名場面や又或る時には舞台版で度々流れていた艦隊戦他のCG映像、
それにPCのスクリーンセーバーの如く“無限に広がる大宇宙(笑)”が
時々映し出されていたんですけど、あれの代わりに舞台版の本編映像を
流せなかったのかしら?

コンサート用パンフ販売が今回一切無かったので、一体何処の企業が
主催者なのかはっきり判らないんですが、おそらく少なからずはキティ
フィルムさんが何かしら関わっている筈ですし、仮にもしそうだったら
著作権等の問題は特に影響無いのではありませんか?

舞台版組曲は凄く聴き応えがあったのに、後ろのスクリーン映像が一貫
して前述のように単調だった事もあり、この時も失礼ながら僅かに眠気
を感じてしまったんですよね~。(^^ゞ

組曲終了後は15分間の休憩が入り、最後はいよいよお待ちかねである
『舞台版・銀英伝』ワールドの“世界三大テノール(苦笑)”のお出まし
となりました!

登場順は私の当初の予想通り、ポプランさん→オーベル様→ヤン提督
の順番でありました♪

それぞれの御召し物は当初の予想では自前のタキシード系かと思いきや、
やはり舞台上で着用していた軍服衣装だったのが何より嬉しかったです!
(勿論オーベル様は、彼専用のウィッグ装着です!苦笑)

ポプランさんは主演作・『撃墜王』での挿入歌を計3曲(内1曲は最終
作品となった第10作目でも使用?)、我がオーベル様は『外伝・冷徹
参謀閣下編(仮題。苦笑)』のテーマ曲と同曲CD盤のカップリング曲
(別名:オーベル様と彼のワンちゃんに捧げる曲!)の計2曲、そして
ヤン提督は『OVA版・銀英伝』の本伝・第2期ED曲と『第二章・自由
惑星同盟篇』以降のテーマ曲の計2曲をそれぞれにしっとりと歌って
下さいました。

ちなみにウチの冷徹参謀殿と言えば、2曲目を披露する前にわざわざ
自分でカップリング曲の解説をして下さると言う大サービスっぷりで
ございました!

解説の時、オーベル様が自身の飼い犬の事をイチイチ「ワンちゃん」
と発言していたのにはちょっとクスッとしてしまったんですが(笑)、
その一方で私は心の中で参謀殿に向かってこう叫んでいたのでした!

「ちょっとダーリン! こんな厳粛なコンサートで笑いを取っちゃあ
ダメよっ!」とね・・・。(^^ゞ

だってHIROってば、1曲目の歌い出しの時にもわざとらしくキリッと
襟元を正すような仕草をして私達を和まそうとしていたんですもの!

普段のaccessライブの時には許されるかも知れませんが、こう言う
厳かなクラシック調のコンサートにはああ言うお笑い要素は却って
不必要な気がするんですよね~。(^^ゞ

或いは厳かなステージだからこそ、敢えて観客の緊張感を解そうとして
くれたのかも知れませんし・・・まあそれもこれもウチのダーリンが
極度にサービス精神たっぷりな御方であるが故、何卒御容赦頂ければと
存じます!(苦笑)

おっと、話をちょっと前に戻します。

確かにダーリンが歌った2曲目は『外伝・オーベル様篇』では全く披露
されていませんでした。

なので、あの主題歌CDを御購入頂いた方や私のような熱烈HIROファン
以外の方々にはさっぱり訳判らずだったかも知れません。

そう言う意味では、あの曲の解説を良いタイミングでインサートして
くれたウチのダーリンは実にグッジョブだった!と言えると思います
わよ!(^_-)-☆

御三方それぞれのパート終了後には、今回の『銀英伝』コンサートで
司会進行役を務めた『舞台版・銀英伝』ワールドに於ける何でも屋さん
(笑)ミカシュンこと三上俊さんと軽く雑談トークが展開しました。
(ボーカル・パートが全て終了した後には合計4名が改めて勢揃いした
トークコーナーもありました。)

RYUちゃんもアッキーも、そして勿論ウチのダーリンも、今回のオーケ
ストラをバックにしたステージ体験に物凄く感激していたようでしたし、
リハーサルの時点においても三者三様の歌いっぷりの違いが良く判った
らしく、アッキー曰く「先輩方を見て凄く勉強になった。」とも語って
くれてましたわね~♪

ちなみにウチの参謀殿は、確か2年前に某・デジタルユニット名義の
デビュー20周年記念ライブの時に十数名程度の弦楽器グループとの
セッション・ライブを経験してるんですが、今回はその過去の貴重な
経験が思いっ切り生かされていたような気がします。

それが証拠に、フルオーケストラの大音量演奏にも関わらず参謀閣下殿
の伸びやかなハイトーン・ボイスはちっとも負けていませんでしたもの!
その点は実には立派だったと褒めて差し上げますわ、オーベル様!(^^ゞ

雑談トークの中では他にも『舞台版・銀英伝』に関するそれぞれの思い出
トークが繰り広げられたんですが、何とその中でヤン提督から爆弾発言が
飛び出したのでございますっ!!!

RYUちゃん曰く、「もう一度、このメンバーで舞台版をやらない?」と
いきなりの御提案があったんです!

しかし、当然ながらポプランさんもオーベル様も突然の提案にお互いの
顔を見合わせて少々微妙な雰囲気に・・・。(^^ゞ

どうやらヤン提督ってば、今回のコンサートを通じて再び『銀英伝』に
対する情熱が沸々と湧き上がって来た御様子だったんですよね~。
(そもそも、『OVA版・銀英伝』のDVDを全巻コレクションしている程
のガチな『銀英伝』ファンなのがRYUちゃんですから・・・。苦笑)

そしてRYUちゃんは更に、「もし次回舞台をやるとしたら、今度は自分
から先輩方(の役者さん達)を声を掛けようと思うんだ!」等と、まだ
決まってもいない案件に早くもやる気満々状態!(^^ゞ
(要するにキャスティング部分も含めて、RYUちゃん自身で制作したい
と言う事なのかしら?)

するとヤン提督の熱意に押されたのか、遂にオーベル様もポプランさん
も意を決してRYUちゃんの提案に賛成する方向へと変わっていきました!

それにしても、あれだけRYUちゃんがこれまでの舞台版に関してモヤッと
した気持ちをぶちまけていたのには、おそらくキャスティングや演出等を
含めて不満とか不完全燃焼な部分が多少なりともあったのだと解釈しても
決して間違いではないと思うんですよね・・・。

私でさえ、あのジャニーズ共の不可解なごり押しキャスティングは苛立ち
や怒りを覚えた程ですから、演じていた当の本人達はもしかしたらもっと
不快感を感じていたのかも知れません。
(まあこれは、あくまでも私個人の憶測に過ぎませんが・・・。)

ヤン提督曰く、「これから制作サイドに掛け合ってみるよ。」と仰って
いましたけど、その時は是非とも無能で尚且つ邪魔臭いジャニーズ勢の
キャスティングは今後一切全面排除の方向でお願いします!(超切実!)

彼ら4人の雑談トークでは、更に意外なサプライズが待ち受けていました!

何と何と、お忍びで今回の『銀英伝』コンサートを観にいらっしゃった、
マミーハルト(苦笑)ことラインハルト元帥閣下殿(演・間宮祥太朗君)
をヤン提督が無茶振りで客席からステージ上に呼び込んでしまわれたので
ございますっ!(^^ゞ

全身デニム・ルックに身を包んでまさしくプライベート・モードな(笑)
ラインハルト様は今回のコンサートに無関係の自分がステージに上がら
された事に終始戸惑いを見せていて何だか気の毒だったわ~。
(そりゃあ当たり前ですよ!苦笑)

そしてつい数分前に決定した自分達の電撃計画(=『舞台版・銀英伝』
の復活大作戦!)へ若き元帥閣下殿を言葉巧みに引き込もうとする実に
悪巧みの大好きな、いけないオトナ達・・・。(苦笑)

するとラインハルト様も、遂に渋々(?笑)ヤン提督達に賛同する決意
を固めてしまったのでございます!(^^ゞ

MC役・ミカシュンさんも含め、これで5人のメンバーが揃った訳ですが、
仮に原作に準えるとするならば“自由惑星同盟”ならぬ“舞台版復活同盟”と
でも命名すべきでしょうかねえ~?(苦笑)

厳粛なコンサートの終演間際は、それまでとは打って変わってお笑い系
トークコーナーと化してしまった気がしますけど・・・でも全編通して
凄く楽しいひと時を過ごす事が出来ました!

最後の締めは、飛び入り参加して下さったラインハルト閣下の名台詞=
「ファイエル!!!」でビシッと決めて下さいましたわね~♪

ちなみにこの号令の直前、ラインハルト様はオーベル様から耳打ちで
何やらけしかけられていたんですけど、おそらくこの時に決め台詞の
無茶振り指令(苦笑)を受けたものと思われます。(^^ゞ

全くねえ、ヤン提督もオーベル様もまだ純朴な若い俳優君にあれこれと
無茶振りが酷過ぎましてよっ!!!(苦笑)

今日ヤン提督が見せて下さった『舞台版・銀英伝』復活に賭ける熱意が
制作陣にどこまで伝わるのか、今のところは当然ながら全く読めません。

もしも本当にこの電撃計画がそう遠くない将来に実現するのだとしたら、
少なくともヤン提督、オーベル様、ポプランさん、そしてラインハルト様
の4名だけはキャスティングをきっちり固定して貰いたいですし、先程も
書きましたが無能なジャニーズ勢には今後二度とこの舞台作品に関わら
せないで欲しいと思います!

以上、本日開催された『銀英伝』コンサートの模様を振り返ってみました。
ここまで異常なほどの長文にお付き合い頂き、有難うございました!


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