『小説版・平成仮面ライダー』の読書感想文・最終回!(笑) [仮面ライダー]
9月も早いものでそろそろ半ばを迎える頃となり、“読書の秋”と呼ぶに相応しい
季節になり始めているような気がしますわよね~♪
そんな中、昨年11月よりスタートした講談社・発のSP企画『小説版・平成仮面
ライダー』シリーズも、先月末に発売された『小説・仮面ライダー龍騎』を以って
遂に全巻刊行終了と相成りました。
基本的にはTV本編で綴られたストーリーや各種キャラ設定をベースにしつつも、
ある時は様々な時間軸の後日談、又ある時は遥か過去に遡った外伝的物語、
更にある時はパラレル系の展開があったりと言う具合にシリーズ毎に独自路線
の内容になっていった訳ですが、今回のシリーズに於けるSilver的ベスト3は、
結局最後まで変動はありませんでした!(^_^;)
◇第1位=『クウガ』
◇第2位=『W』
◇第3位=『キバ』
それでは早速、昨夜ようやく読み終えた『小説版・龍騎』の感想をSilver独自の
視点で綴ってみたいと思います。
もしも当ブログにお越しの皆様の中で「自分が読み終わるまでネタバレ駄目!」
と言う方々は誠に申し訳ありませんが、このまま速やかにお引き取り願います。
(苦笑)
◇『小説版・仮面ライダー龍騎』
本作に於けるストーリーを一言で表現するとしたら・・・そうですねえ、TV版+
劇場版(『EPISODE FINAL』)を足して2で割った感じ、とでも申しましょうか?
登場する主要キャラについては、TV本編と比べると必要最小限に留めている
ような感じでしたわね~。
とは言うものの・・・龍騎(真司君)やナイト(蓮君)、ゾルダ(北岡先生)やファム
(美穂ちゃん)、それに王蛇(浅倉威)以外のライダー達がその他大勢的な扱い
になっていた上に序盤で早々にあっさりと倒されてしまっていたのは少々物足り
ない気がしました。(^_^;)
個人的には彼らに加えて、ライア(手塚君)をもっとフィーチャーして欲しかった
ところなのですが・・・彼も含めて、シザース(須藤刑事)やインペラー(佐野君)
は変身後の名前しか登場しませんでしたし、ガイ(芝浦君)やタイガ(東條君)、
ベルデ(高見沢さん)、リュウガ(鏡像の真司君)に至っては存在すらあったか
どうか判らない感じでしたからねえ~。(苦笑)
しかも、真司君や蓮君等の主要登場キャラに関する生い立ちや職業、それに
彼らの関係性も小説版ならではに改変されているようでして、その部分はいわ
ゆるパラレル・ワールド系になっている感じでした。
ちょっと具体例を挙げてみると、真司君の職業がOREジャーナルの記者では
なくなっていたり(※当然ながら大久保編集長その他OREジャーナル所属の
面々は登場せず!)、浅倉威の生い立ちが想像以上に凄惨なものだったり、
北岡先生が抱える重病が記憶障害になっていたり、更には何と何と蓮君と
優衣ちゃんがただならぬ親密関係にあったり・・・。
そもそもTV本編の最終回では、20歳で寿命が尽きる自分の妹・優衣ちゃんの
為に兄・神崎士郎が新たな命を与えるべく再三ライダー・バトルを企てるものの
彼女が必ずそれを拒む事(※他人の命の犠牲で成り立つ復活は認めたくない)
によって、幾度と無く歴史が修正されていた事が明らかになっていました。
今作・『小説版・龍騎』で描かれていた物語は、何度も繰り返された優衣ちゃん
へ与える新たな命を巡る過程の中のおそらく一つなのでしょう。
そんな感じでTV版とは微妙に異なる彼らの関係性に少々違和感を覚えつつも、
中にはTV版や劇場版のキャラ設定を踏襲したものも若干残されていて、それら
の描写にはO.A.(又はロードショー)当時を思い出して懐かしかったですわね~。
(どんなシチュエーションなのかは、是非とも本書現物をお手に取りつつ各自で
御確認頂ければと思います!)
個人的にはTV版やSP版(『13 RIDERS』)もそして劇場版も、どちらかと言うと
バッド・エンディングの部類に入るような気がしてならないんですけど、今回の
小説版も同じ匂いを受け継ぐ更なるパラレル・ワールドに於ける『龍騎』の物語
としてしっかり成立していたと思いました。
さて、ここまで長々とお届けして来た『小説版・平成仮面ライダー』読書感想文
コーナー(笑)は、ひとまず完結となりました。
近い将来、このシリーズの続編=『小説版・フォーゼ』や『小説版・ウィザード』
の発刊が企画されるかどうかは今後の講談社・担当者様方の意向次第だと
思いますけど、願わくば是非とも引き続き検討して頂きたいと思います!!!
◆オマケ◆・・・『ウィザード』、遂に真のフィナーレへ!
いよいよ今週末に事実上の最終回(第51話)を迎える事となる『仮面ライダー
ウィザード』ですが、先週の第50話にて白い魔法使いさん(※ワイズマン兼任)
こと笛木さんとその娘・コヨミちゃんがグレムリンの魔の手に掛かって消滅して
しまいましたわね・・・。(T_T)
コヨミちゃんって序盤こそ儚げなヒロインとして注目されていましたが、その後
は正直言って何だか存在感が薄くなってしまってる印象が否めませんでした。
(苦笑)
ところが終盤に入るにつれて、やっと彼女の存在意義や正体についてスポット
が当たるようになったと思ったら呆気無く消滅してしまって・・・コヨミちゃんの
扱いについては何となくですがキャラの行く末を慌てて描き上げたのでは?と
言う気がしてならないんですよね~。
(そもそも、彼女の身体に埋め込まれていた“賢者の石”が何処から出現した
のか?等も未だ明らかになっていないし・・・。)
いわゆる“消滅系ヒロイン(苦笑)”としては、今回のブログ記事で取り上げた
『龍騎』での優衣ちゃんに次いで2人目。
コヨミちゃんは果たして、明後日の第51話で奇跡の復活を遂げるのか?
彼女から“賢者の石”を奪って行った、グレムリンの真の野望とは何か?
そしてコヨミちゃんを失い、絶望に打ちひしがれる晴人君に希望はあるのか?
魔法使いを巡る様々な謎の解明も期待しつつ、次回の第51話をしかと見届け
たいと思っております!
(※ちなみに9月のラスト2週については、噂によると『ウィザード』と10月からの
次回作・『仮面ライダー鎧武』を繋ぐストーリーになっているらしいんですけど、
果たして真相やいかに!?)
季節になり始めているような気がしますわよね~♪
そんな中、昨年11月よりスタートした講談社・発のSP企画『小説版・平成仮面
ライダー』シリーズも、先月末に発売された『小説・仮面ライダー龍騎』を以って
遂に全巻刊行終了と相成りました。
基本的にはTV本編で綴られたストーリーや各種キャラ設定をベースにしつつも、
ある時は様々な時間軸の後日談、又ある時は遥か過去に遡った外伝的物語、
更にある時はパラレル系の展開があったりと言う具合にシリーズ毎に独自路線
の内容になっていった訳ですが、今回のシリーズに於けるSilver的ベスト3は、
結局最後まで変動はありませんでした!(^_^;)
◇第1位=『クウガ』
◇第2位=『W』
◇第3位=『キバ』
それでは早速、昨夜ようやく読み終えた『小説版・龍騎』の感想をSilver独自の
視点で綴ってみたいと思います。
もしも当ブログにお越しの皆様の中で「自分が読み終わるまでネタバレ駄目!」
と言う方々は誠に申し訳ありませんが、このまま速やかにお引き取り願います。
(苦笑)
◇『小説版・仮面ライダー龍騎』
本作に於けるストーリーを一言で表現するとしたら・・・そうですねえ、TV版+
劇場版(『EPISODE FINAL』)を足して2で割った感じ、とでも申しましょうか?
登場する主要キャラについては、TV本編と比べると必要最小限に留めている
ような感じでしたわね~。
とは言うものの・・・龍騎(真司君)やナイト(蓮君)、ゾルダ(北岡先生)やファム
(美穂ちゃん)、それに王蛇(浅倉威)以外のライダー達がその他大勢的な扱い
になっていた上に序盤で早々にあっさりと倒されてしまっていたのは少々物足り
ない気がしました。(^_^;)
個人的には彼らに加えて、ライア(手塚君)をもっとフィーチャーして欲しかった
ところなのですが・・・彼も含めて、シザース(須藤刑事)やインペラー(佐野君)
は変身後の名前しか登場しませんでしたし、ガイ(芝浦君)やタイガ(東條君)、
ベルデ(高見沢さん)、リュウガ(鏡像の真司君)に至っては存在すらあったか
どうか判らない感じでしたからねえ~。(苦笑)
しかも、真司君や蓮君等の主要登場キャラに関する生い立ちや職業、それに
彼らの関係性も小説版ならではに改変されているようでして、その部分はいわ
ゆるパラレル・ワールド系になっている感じでした。
ちょっと具体例を挙げてみると、真司君の職業がOREジャーナルの記者では
なくなっていたり(※当然ながら大久保編集長その他OREジャーナル所属の
面々は登場せず!)、浅倉威の生い立ちが想像以上に凄惨なものだったり、
北岡先生が抱える重病が記憶障害になっていたり、更には何と何と蓮君と
優衣ちゃんがただならぬ親密関係にあったり・・・。
そもそもTV本編の最終回では、20歳で寿命が尽きる自分の妹・優衣ちゃんの
為に兄・神崎士郎が新たな命を与えるべく再三ライダー・バトルを企てるものの
彼女が必ずそれを拒む事(※他人の命の犠牲で成り立つ復活は認めたくない)
によって、幾度と無く歴史が修正されていた事が明らかになっていました。
今作・『小説版・龍騎』で描かれていた物語は、何度も繰り返された優衣ちゃん
へ与える新たな命を巡る過程の中のおそらく一つなのでしょう。
そんな感じでTV版とは微妙に異なる彼らの関係性に少々違和感を覚えつつも、
中にはTV版や劇場版のキャラ設定を踏襲したものも若干残されていて、それら
の描写にはO.A.(又はロードショー)当時を思い出して懐かしかったですわね~。
(どんなシチュエーションなのかは、是非とも本書現物をお手に取りつつ各自で
御確認頂ければと思います!)
個人的にはTV版やSP版(『13 RIDERS』)もそして劇場版も、どちらかと言うと
バッド・エンディングの部類に入るような気がしてならないんですけど、今回の
小説版も同じ匂いを受け継ぐ更なるパラレル・ワールドに於ける『龍騎』の物語
としてしっかり成立していたと思いました。
さて、ここまで長々とお届けして来た『小説版・平成仮面ライダー』読書感想文
コーナー(笑)は、ひとまず完結となりました。
近い将来、このシリーズの続編=『小説版・フォーゼ』や『小説版・ウィザード』
の発刊が企画されるかどうかは今後の講談社・担当者様方の意向次第だと
思いますけど、願わくば是非とも引き続き検討して頂きたいと思います!!!
◆オマケ◆・・・『ウィザード』、遂に真のフィナーレへ!
いよいよ今週末に事実上の最終回(第51話)を迎える事となる『仮面ライダー
ウィザード』ですが、先週の第50話にて白い魔法使いさん(※ワイズマン兼任)
こと笛木さんとその娘・コヨミちゃんがグレムリンの魔の手に掛かって消滅して
しまいましたわね・・・。(T_T)
コヨミちゃんって序盤こそ儚げなヒロインとして注目されていましたが、その後
は正直言って何だか存在感が薄くなってしまってる印象が否めませんでした。
(苦笑)
ところが終盤に入るにつれて、やっと彼女の存在意義や正体についてスポット
が当たるようになったと思ったら呆気無く消滅してしまって・・・コヨミちゃんの
扱いについては何となくですがキャラの行く末を慌てて描き上げたのでは?と
言う気がしてならないんですよね~。
(そもそも、彼女の身体に埋め込まれていた“賢者の石”が何処から出現した
のか?等も未だ明らかになっていないし・・・。)
いわゆる“消滅系ヒロイン(苦笑)”としては、今回のブログ記事で取り上げた
『龍騎』での優衣ちゃんに次いで2人目。
コヨミちゃんは果たして、明後日の第51話で奇跡の復活を遂げるのか?
彼女から“賢者の石”を奪って行った、グレムリンの真の野望とは何か?
そしてコヨミちゃんを失い、絶望に打ちひしがれる晴人君に希望はあるのか?
魔法使いを巡る様々な謎の解明も期待しつつ、次回の第51話をしかと見届け
たいと思っております!
(※ちなみに9月のラスト2週については、噂によると『ウィザード』と10月からの
次回作・『仮面ライダー鎧武』を繋ぐストーリーになっているらしいんですけど、
果たして真相やいかに!?)
KAMEN RIDER WIZARD Music Magic Collection[CD+DVD]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2013/09/04
- メディア: CD
KAMEN RIDER WIZARD Music Magic Collection
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