『小説版・平成仮面ライダー』の読書感想文・その3。(苦笑) [仮面ライダー]
昨年11月の企画スタート以来、続々と発売中の『小説版・平成仮面ライダー』
シリーズですが、残るノベライズ化は『電王』(※今月下旬発売予定)と『龍騎』
(※来月下旬発売予定)のみとなりましたわね~♪
ちなみにこの企画って、上記2作品の発売後はこれで取り合えずシリーズ完結
みたいな形になってしまうのでしょうか?
Silver個人的な願望としては、当時担当の脚本家さん(もしくは別の作家さん)
の都合がもし良いのであれば、『小説版・フォーゼ』も是非読んでみたいんです
よね~♪
理想的なストーリーを少々挙げてみますと、例えばTV本編で描き切れなかった
隠れエピソードとか、最終回直後のちょっとした後日談、更には昨年末に劇場
公開された『ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』のように天高
(及び昴星高)卒業後の彼らの進路を描いたものなど・・・数え上げればキリが
ありませんっ!
『フォーゼ』のノベライズ化が実現するか否かについては、今後の最新情報を
逐一チェックしていこうと思いますが・・・今回の記事では『ディケイド』、『響鬼』、
そしてつい先月末に待望の発売となった『クウガ』の3作品についての感想を
熱く綴ってみたいと思います。
尚、内容に多少ネタバレ要素を含みます為、「自分が読むまでネタバレ禁止!」
と仰る方々は誠に申し訳ありませんが此処から速やかにお引き取り願います。
・・・それでは、いざ参る!(※某・雷鳴の勇者風に。苦笑)
◇『小説版・仮面ライダーディケイド』
本編の主人公・士君がTV本編と同様にいわゆる“俺様系キャラ(笑)”だったり、
旅のお供である“夏ミカン(笑)”こと夏海ちゃんも例によってお節介キャラだった
のはノベライズ版でも相変わらずでかなり好印象でしたわね~♪
『小説版・ディケイド』では士君の世界以外に電王、クウガ、カブトの世界が登場
していたのですが・・・何と此処にはTV本編でのパラレル・ワールド版キャラでは
なく、オリジナル版クウガ・電王・カブトに変身する主人公が登場していると言う
のが、本書一番の特徴でした。
(クウガなら勿論五代君、電王なら例の気弱な良太郎君、そしてカブトなら俺様
キャラの天道君・・・という感じです。)
ただそのオリジナル・キャラ勢の影響なのか、TV本編でのリ・イマジネーション
Ver.キャラであるユウスケ君@クウガやソウジさん@カブトの不在が逆に何処か
物足りないような気がしてしまいました。
それに夏海ちゃんの正体がかなり衝撃的な内容だったり、海東君や鳴滝さんの
キャラ設定も喋り口調こそ同じだけど実は彼ら二人には密接な関係性があった
とか・・・とにかく『小説版・ディケイド』は色々違和感が残りましたわね~。(苦笑)
◇『小説版・仮面ライダー響鬼』
『小説版・響鬼』については思いっ切り時代が遡っていて・・・江戸時代に生きた
先代(?)の響鬼さんを中心にしつつ、70年代の特撮ヒーロー・『変身忍者・嵐』
の世界観が割り込んでコラボするという、何とも異色な作品に仕上がってました。
確か『響鬼』のTV本編で朱鬼さんが強奪していった“鬼の鎧”は、この変身忍者
をモチーフにデザインされたと記憶していますが、私自身は『変身忍者・嵐』と言う
作品そのものを全く知らなかったし、一度も観た事が無かったんですよね~。(^_^;)
なので、『小説版・響鬼』に登場する『嵐』関連のキャラ名が70年代の同作品と
同じであった事を、後になってWiki等で知った次第でございます。
『嵐』に関する予備知識が皆無だったものの、『響鬼』の世界観との融合はそれ
なりに楽しめたんですけど・・・唯一、最後のページのややこじ付け的な締め括り
は必要無かったのでは?なんてふと思ってしまいました。(^_^;)
◇『小説版・仮面ライダークウガ』
昨年の企画スタート時から私が待ちに待った『クウガ』のノベライズ版ですが、
読み始めた途端にその先のストーリー展開が早く知りたくて、購入後はもう
とにかく毎晩のようにページを読み進めていまして、つい先日やっと読破する
事が出来ました!!!
全編通して読んだ感想はと言うと・・・いやあ、長く待たされた甲斐があったわ!
って絶叫したくなるくらいに、本当に最高の出来栄えになっておりました!!!
この『小説版・クウガ』は、Silver的に言えばもう明らかに“主演・一条薫”だと
明言しても良いくらいだと思います!!!
『クウガ』の中では一条刑事殿が一番大好きなだけに、今回のストーリー展開
はただもう満足感で一杯ですし、待たせた分だけ凄く充実した内容に構成して
くれましたし、もう何も言う事はございませんっ!!!
ページを読んでいくと、私の脳内でまるで『Vシネ版・クウガ』のような映像が
鮮やかに浮かんで来ましたし、当然台詞の部分も五代君や一条様の魅惑の
ボイスで無意識の内に読んでましたし、他キャラクター達の13年後の姿まで
容易に想像出来てしまうほどでしたわね~♪
先日の関連ブログ記事で気になっていた、椿先生&桜子さんとジャン&榎田さん
の“仮カップル(笑)”ですが・・・残念ながら、どうも私が期待している間柄には
なっていない御様子でした。
(※詳細については、是非とも本書を一読すべし!)
『小説版・クウガ』では一条様を筆頭に椿先生や桜子さん、それに榎田さんを
始めとした13年前のいわゆる“未確認生命体合同捜査本部”の元・メンバー
さん達が要所要所で活躍している場面が沢山あって嬉しかったですわね~。
そして嬉しいと言えば、警視庁の皆様方の13年後まできっちり描かれていたと
言うのも、ファン心をくすぐるような上手い構成でした!!!
まさか、あの“パン好き(注:某・在京球団在籍の外野手に有らず!苦笑)”な
桜井さんと笹山さんがああ言う事態になっていようとは、全く予想出来ません
でしたが・・・確か笹山さんって、当初は一条刑事に片思いでしたよね???
(TV本編中盤でBDプレゼントを渡そうとするも、即刻思いっ切り振られちゃい
ましたっけ。苦笑)
一体どういう経緯で笹山さんは、一条刑事→桜井刑事へ方向転換したのか?
Silverにとって、今作に於ける最大の謎はそれなのであった・・・。(^_^;)
今作で一番の意外性を感じたのは、あの夏目教授の娘・実加ちゃんが警察
側の人間になったと言う事と・・・やっぱり“アレ”だと言わざるを得ませんね。
“アレ”が果たして何であるかは、当ブログでは敢えて伏せさせて頂きます
けど、この作品世界で様々な経験をした実加ちゃんの事ですからきっと近い
将来には立派な刑事さんとして成長していくでしょうね。
それにひょっとしたらこの先も、一条様にとって実加ちゃんは公私共に(?)
最高のパートナーになっていきそうな気がしています。
(ただ個人的には、一回りも年齢が違う二人の間柄にかなり激しくジェラシー
感じちゃっておりますわよっ!苦笑)
一方の敵側・グロンギの展開としては、案の定と言うか何と言うか・・・あの
“薔薇姐さん(笑)”が生存していたと言うのは、ある意味私の中では想定内
でしたわね~。(^_^;)
実は『クウガ』のTV本編終了直後に、自分なりの続編を描きたくてWORDで
途中まで書き溜めている文書データをUSBメモリに保存してあるんです!
やはり主役は一条様でして(苦笑)、桜子さんや椿先生の他に一条様の夢の
中で薔薇姐さんを登場させたりしています。
(薔薇姐さんが生きている前提で、一条様に夢の中で警告する設定なのです。
苦笑)
そう言えば薔薇姐さんって、リント=人類側で接触した人物では一条刑事殿が
唯一の存在ですよね???
一条様の前にしか姿を現さない薔薇姐さん・・・本当のところ、一条様に好意を
抱いてるんじゃないの!?と、思わず嫉妬心が燃え上がってしまうのはきっと
私だけではありますまいっ!(^_^;)
好意と言えば、今作でも五代君と一条様の固い固い友情の絆がしっかり描写
されていたのは凄く感動しちゃいました!
本書の端々に、TV本編での二人にまつわるエピソードが一条様の回想として
描かれていたり、未だに行方知れずな五代君をしきりに心配している一条様が
居たりして、読んでいる私まで思わず切なくなってしまうほどでした。
全くもう、一条様ってば・・・どれだけ五代君の事が大好きなのよっ!(^_^;)
果たして五代君が『小説版・クウガ』で再登場を果たすのかどうか、是非とも
当ブログ読者様御自身の目でお確かめ頂きたいと思います!
最後になりますが、余談を少々。
『クウガ』まで発売完了となった時点で、『小説版・平成ライダー』シリーズに
於けるSilver的・BEST 3は、以下のように大変動となりました!
第1位=『クウガ』
第2位=『W』
第3位=『キバ』
果たして今後発売される『龍騎』や『電王』は、これらBEST 3を超える作品に
仕上がっているのでしょうか?
そちらも楽しみに待ちたいと思います!!!
以上、例によって例の如く・・・超・長文の(笑)読書感想文をお届けしました♪
シリーズですが、残るノベライズ化は『電王』(※今月下旬発売予定)と『龍騎』
(※来月下旬発売予定)のみとなりましたわね~♪
ちなみにこの企画って、上記2作品の発売後はこれで取り合えずシリーズ完結
みたいな形になってしまうのでしょうか?
Silver個人的な願望としては、当時担当の脚本家さん(もしくは別の作家さん)
の都合がもし良いのであれば、『小説版・フォーゼ』も是非読んでみたいんです
よね~♪
理想的なストーリーを少々挙げてみますと、例えばTV本編で描き切れなかった
隠れエピソードとか、最終回直後のちょっとした後日談、更には昨年末に劇場
公開された『ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』のように天高
(及び昴星高)卒業後の彼らの進路を描いたものなど・・・数え上げればキリが
ありませんっ!
『フォーゼ』のノベライズ化が実現するか否かについては、今後の最新情報を
逐一チェックしていこうと思いますが・・・今回の記事では『ディケイド』、『響鬼』、
そしてつい先月末に待望の発売となった『クウガ』の3作品についての感想を
熱く綴ってみたいと思います。
尚、内容に多少ネタバレ要素を含みます為、「自分が読むまでネタバレ禁止!」
と仰る方々は誠に申し訳ありませんが此処から速やかにお引き取り願います。
・・・それでは、いざ参る!(※某・雷鳴の勇者風に。苦笑)
◇『小説版・仮面ライダーディケイド』
小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~ (講談社キャラクター文庫)
- 作者: 鐘弘 亜樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
本編の主人公・士君がTV本編と同様にいわゆる“俺様系キャラ(笑)”だったり、
旅のお供である“夏ミカン(笑)”こと夏海ちゃんも例によってお節介キャラだった
のはノベライズ版でも相変わらずでかなり好印象でしたわね~♪
『小説版・ディケイド』では士君の世界以外に電王、クウガ、カブトの世界が登場
していたのですが・・・何と此処にはTV本編でのパラレル・ワールド版キャラでは
なく、オリジナル版クウガ・電王・カブトに変身する主人公が登場していると言う
のが、本書一番の特徴でした。
(クウガなら勿論五代君、電王なら例の気弱な良太郎君、そしてカブトなら俺様
キャラの天道君・・・という感じです。)
ただそのオリジナル・キャラ勢の影響なのか、TV本編でのリ・イマジネーション
Ver.キャラであるユウスケ君@クウガやソウジさん@カブトの不在が逆に何処か
物足りないような気がしてしまいました。
それに夏海ちゃんの正体がかなり衝撃的な内容だったり、海東君や鳴滝さんの
キャラ設定も喋り口調こそ同じだけど実は彼ら二人には密接な関係性があった
とか・・・とにかく『小説版・ディケイド』は色々違和感が残りましたわね~。(苦笑)
◇『小説版・仮面ライダー響鬼』
『小説版・響鬼』については思いっ切り時代が遡っていて・・・江戸時代に生きた
先代(?)の響鬼さんを中心にしつつ、70年代の特撮ヒーロー・『変身忍者・嵐』
の世界観が割り込んでコラボするという、何とも異色な作品に仕上がってました。
確か『響鬼』のTV本編で朱鬼さんが強奪していった“鬼の鎧”は、この変身忍者
をモチーフにデザインされたと記憶していますが、私自身は『変身忍者・嵐』と言う
作品そのものを全く知らなかったし、一度も観た事が無かったんですよね~。(^_^;)
なので、『小説版・響鬼』に登場する『嵐』関連のキャラ名が70年代の同作品と
同じであった事を、後になってWiki等で知った次第でございます。
『嵐』に関する予備知識が皆無だったものの、『響鬼』の世界観との融合はそれ
なりに楽しめたんですけど・・・唯一、最後のページのややこじ付け的な締め括り
は必要無かったのでは?なんてふと思ってしまいました。(^_^;)
◇『小説版・仮面ライダークウガ』
昨年の企画スタート時から私が待ちに待った『クウガ』のノベライズ版ですが、
読み始めた途端にその先のストーリー展開が早く知りたくて、購入後はもう
とにかく毎晩のようにページを読み進めていまして、つい先日やっと読破する
事が出来ました!!!
全編通して読んだ感想はと言うと・・・いやあ、長く待たされた甲斐があったわ!
って絶叫したくなるくらいに、本当に最高の出来栄えになっておりました!!!
この『小説版・クウガ』は、Silver的に言えばもう明らかに“主演・一条薫”だと
明言しても良いくらいだと思います!!!
『クウガ』の中では一条刑事殿が一番大好きなだけに、今回のストーリー展開
はただもう満足感で一杯ですし、待たせた分だけ凄く充実した内容に構成して
くれましたし、もう何も言う事はございませんっ!!!
ページを読んでいくと、私の脳内でまるで『Vシネ版・クウガ』のような映像が
鮮やかに浮かんで来ましたし、当然台詞の部分も五代君や一条様の魅惑の
ボイスで無意識の内に読んでましたし、他キャラクター達の13年後の姿まで
容易に想像出来てしまうほどでしたわね~♪
先日の関連ブログ記事で気になっていた、椿先生&桜子さんとジャン&榎田さん
の“仮カップル(笑)”ですが・・・残念ながら、どうも私が期待している間柄には
なっていない御様子でした。
(※詳細については、是非とも本書を一読すべし!)
『小説版・クウガ』では一条様を筆頭に椿先生や桜子さん、それに榎田さんを
始めとした13年前のいわゆる“未確認生命体合同捜査本部”の元・メンバー
さん達が要所要所で活躍している場面が沢山あって嬉しかったですわね~。
そして嬉しいと言えば、警視庁の皆様方の13年後まできっちり描かれていたと
言うのも、ファン心をくすぐるような上手い構成でした!!!
まさか、あの“パン好き(注:某・在京球団在籍の外野手に有らず!苦笑)”な
桜井さんと笹山さんがああ言う事態になっていようとは、全く予想出来ません
でしたが・・・確か笹山さんって、当初は一条刑事に片思いでしたよね???
(TV本編中盤でBDプレゼントを渡そうとするも、即刻思いっ切り振られちゃい
ましたっけ。苦笑)
一体どういう経緯で笹山さんは、一条刑事→桜井刑事へ方向転換したのか?
Silverにとって、今作に於ける最大の謎はそれなのであった・・・。(^_^;)
今作で一番の意外性を感じたのは、あの夏目教授の娘・実加ちゃんが警察
側の人間になったと言う事と・・・やっぱり“アレ”だと言わざるを得ませんね。
“アレ”が果たして何であるかは、当ブログでは敢えて伏せさせて頂きます
けど、この作品世界で様々な経験をした実加ちゃんの事ですからきっと近い
将来には立派な刑事さんとして成長していくでしょうね。
それにひょっとしたらこの先も、一条様にとって実加ちゃんは公私共に(?)
最高のパートナーになっていきそうな気がしています。
(ただ個人的には、一回りも年齢が違う二人の間柄にかなり激しくジェラシー
感じちゃっておりますわよっ!苦笑)
一方の敵側・グロンギの展開としては、案の定と言うか何と言うか・・・あの
“薔薇姐さん(笑)”が生存していたと言うのは、ある意味私の中では想定内
でしたわね~。(^_^;)
実は『クウガ』のTV本編終了直後に、自分なりの続編を描きたくてWORDで
途中まで書き溜めている文書データをUSBメモリに保存してあるんです!
やはり主役は一条様でして(苦笑)、桜子さんや椿先生の他に一条様の夢の
中で薔薇姐さんを登場させたりしています。
(薔薇姐さんが生きている前提で、一条様に夢の中で警告する設定なのです。
苦笑)
そう言えば薔薇姐さんって、リント=人類側で接触した人物では一条刑事殿が
唯一の存在ですよね???
一条様の前にしか姿を現さない薔薇姐さん・・・本当のところ、一条様に好意を
抱いてるんじゃないの!?と、思わず嫉妬心が燃え上がってしまうのはきっと
私だけではありますまいっ!(^_^;)
好意と言えば、今作でも五代君と一条様の固い固い友情の絆がしっかり描写
されていたのは凄く感動しちゃいました!
本書の端々に、TV本編での二人にまつわるエピソードが一条様の回想として
描かれていたり、未だに行方知れずな五代君をしきりに心配している一条様が
居たりして、読んでいる私まで思わず切なくなってしまうほどでした。
全くもう、一条様ってば・・・どれだけ五代君の事が大好きなのよっ!(^_^;)
果たして五代君が『小説版・クウガ』で再登場を果たすのかどうか、是非とも
当ブログ読者様御自身の目でお確かめ頂きたいと思います!
最後になりますが、余談を少々。
『クウガ』まで発売完了となった時点で、『小説版・平成ライダー』シリーズに
於けるSilver的・BEST 3は、以下のように大変動となりました!
第1位=『クウガ』
第2位=『W』
第3位=『キバ』
果たして今後発売される『龍騎』や『電王』は、これらBEST 3を超える作品に
仕上がっているのでしょうか?
そちらも楽しみに待ちたいと思います!!!
以上、例によって例の如く・・・超・長文の(笑)読書感想文をお届けしました♪
コメント 0
コメントの受付は締め切りました