『舞台版・銀英伝　第三章・内乱』・初日観劇レポ♪：Listen to My Heart：SSブログ

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参謀閣下殿へ2年振りの生謁見！｜余韻を引き摺りつつ・・・『魔界ノ宴（光ノ.. ブログトップ

『舞台版・銀英伝　第三章・内乱』・初日観劇レポ♪　[貴水博之] [編集]

此処最近はすっかり春めいた陽気が続いていたものの、昨日は3月最終日と
言う割にはまるで真冬のような凍える寒さでしたわね～。(^_^;)

そんな中、早速行って参りましたわよ！！！

最愛のダーリンが、冷徹参謀閣下として3度目（※くどいようですが実質は4度目）
の出演を果たす『舞台版･銀英伝』の最新作・『第三章･内乱』＠青山劇場へ！

では早速、昨夜の初日公演の模様をSilver独自の視点と熱烈ファン故の欲目
（苦笑）から感想を綴ってみようと思います。

多少ネタバレ要素を含むものと思われますので、「自分が観に行く日迄ネタバレ
絶対駄目！」と言う読者の方々には誠に申し訳ありませんが此処から速やかに
お引き取り願います。m(__)m

私が今回の舞台で最も大絶賛を送るべきお相手は言うまでも無く、我が最愛
のダーリンこと参謀閣下殿に他なりませんが・・・今回も有り難い事に意外にも
出番が多くて本当に嬉しゅうございましたわよっ！！！

今度の『第三章・内乱』は、これまでの過去作品とは違って帝国軍と同盟軍の
両軍主要キャスト陣が再三入り乱れてのストーリーにまとめられていますので、
ひょっとしたらオーベル様の出番は余り期待出来ないかも？等と、ちょっとだけ
悲観的に思っていたのです。

ところがいざ蓋を開けてみれば・・・今回もオーベル様の見せ場は要所要所で
しっかり用意されているではありませんか！
しかもですよ、何と冒頭シーンからも早々と！！！（苦笑）

いやあ～、まさか参謀閣下殿がああいう登場の仕方をしよう等とは全く以って
予想出来ませんでしたが、このOP部分については是非とも直接劇場で御覧
下さいませっ♪

ちなみに今回の主なストーリーは昨日も書いたように、帝国軍＝対門閥貴族
軍との内戦、同盟軍＝対救国軍事会議軍との内戦を中心に描かれていて、
原作者のコメント曰く（※舞台パンフレットより）文庫本の第2巻を読んでいれば
舞台での展開がより一層良く判ると思います。

Silver的印象としては、帝国軍側のパートは何となく『第一章　銀河帝国篇』
（※第二幕）での焼き直し版＋軌道修正バージョンと言ったところでしょうか。

オーベル様やラインハルト閣下等主要キャラの台詞は一つ一つが凄く懐かし
かったと同時に、「おおっ、此処の部分は原作通りの展開だ！」と自然につい
つい嬉しくなってしまいましたわね～♪

そもそも『第一章・銀河帝国篇』では、ストーリーの一部分が舞台用にやや
改変されていた事もあって、今回の軌道修正版は個人的にも大満足でした！

それでは此処で、オーベル様を除いた主要キャラクター達について熱く語って
みたいと思います！

◇ラインハルト･フォン・ローエングラム　（演・間宮祥太朗君）

初代・ラインハルト様を演じた某・志葉家の殿様（苦笑）から数えると、いわゆる
3代目の元帥閣下なのですが、なかなか色白のイケメン君で美しく長い金髪が
似合っていて実に素敵ではありませんか！

まさしく、アニメ版・ラインハルト様のイメージにピッタリな気がしました！！！

それに台詞の言い回しがハキハキしてて耳に心地良いですし、爽やかな俺様
系って感じで好印象だし、彼は舞台役者と呼ぶに相応しい人だな・・・って思い
ましたね♪
個人的には願わくば次回以降も引き続き、元帥閣下を演じて貰いたいです！

とは言え、昨日も書きましたがキー・ヴィジュアルや舞台パンフレットでのライン
ハルト閣下のポジションは余りにも後ろ過ぎて・・・彼の不遇な扱いには本当に
申し訳なく思います・・・。(T_T)

特に舞台パンフでは、帝国軍と同盟軍それぞれ2ページずつに亘りメインキャラ
が勢揃いしている写真が掲載されているんですが、帝国軍の長とも言える元帥
閣下が何故かセンター･ポジションではなく、サブキャラ扱いである筈のキルヒー
&ミッターマイヤーの2人にその座を奪われているんです！

これはもう明らかに、某・J系アイドル君2名をメイン･ポジションに据えたいが為の
某・事務所の策略（又は横暴）にしか思えません！(-_-;)

とにもかくにも、ラインハルト閣下には本当に申し訳ない気持ちで一杯です！！

◇ジークフリード・キルヒアイス　（演・横尾渉君）
◇ウォルフガング・ミッターマイヤー　（演・二階堂高嗣君）

そもそも『第三章・内乱』でのキルヒー&ミッターマイヤー両名は、ラインハルト様
と比べてみてもお世辞にも出番が多いとは言えませんし、目立っているとも思え
ません。

それが何故ラインハルト様よりもキー・ヴィジュアルでのポジションが良いのか、
大いに理解に苦しみますっ！(-_-;)

これが仮にラインハルト様不在の舞台ならば、まだ彼ら2人の必要性が有るのも
理解出来るのですが・・・よりによって帝国軍のトップを差し置いてこんな仕打ち
をしよう等とは、某・J事務所もすっかり地に落ちたと言うものですわよ！(-_-;)

しかも今回のキルヒーは、初代の崎本君と比べると、まあ滑舌が悪い事×2！

場面によっては勢いで早口になったりして、余計に台詞が聞き取れないケース
もしばしばでした。(-_-;)

更に言えば、ミッターマイヤーは同じ双璧として名を連ねるロイエンタール（演・
内浦純一君）とプライベートでも仲が良い筈なのに、今回の『第三章・内乱』篇
では一貫して彼に対して素っ気無い態度でしか喋らないし・・・ともかく原作の
ような二人の関係性が全く感じられませんでした。

その影響なのか、今作での双璧コンビは余りにも花がありませんでしたね・・・。

アイドル君本人達も事務所の関係者も、おそらくは原作本を余り読み込んでは
居ないのだろうと推測されます。
ただ人気の舞台であるが故、まるで若い二人を無理矢理キャスティングに押し
込めたような、そんな印象すらあります。

ここまで感想を書いてみて、ネット上での彼らに対する悪評がある意味では真実
だったのだと言わざるを得ません。

いずれにせよ千秋楽を迎えるまでは、残念ながら彼らの拙い演技力を我慢して
見守るしか無さそうですわね・・・。(-_-;)

◇ワルター・フォン・シェーンコップ　（演・岩永洋昭さん）

私が昨年観劇した『第二章・自由惑星同盟篇』では別の役者さんが演じていた
のですが、今回の“伊達さん版・シェーンコップ（苦笑）”はアニメ版やコミック版
でのイメージとドンピシャ！って感じでかなりマッチしていたと思いました！

何処と無く男臭い部分やいわゆる女好きな性格等、アダルティーなキャラ役は
まさしく伊達さんにピッタリでしたわね～♪
（女好きな部分では、ポプランさんも負けず劣らず！と言った感じですが。苦笑）

いっその事、シェーンコップ単独の公式グッズを作ってくれれば良かったのに！
そしたらきっと私、オーベル様の分と同時購入する事、ほぼ間違いありません！
（苦笑）

その他、ヤン提督（演・RYUちゃんこと河村隆一さん）やスパルタニアン部隊の
ポプランさん（演・中川晃教さん）、メルカッツ提督（演・渡辺裕之さん）等、中堅
どころやベテラン役者陣が演じる各キャラクターは揃って安定の仕上がり具合
で凄く良かったと思いました♪

特にポプランさんの役どころは、下手すると全体的にやや重い雰囲気に陥りがち
な本編にコミカル要素をほんのちょっとだけ注入してくれる言わば息抜きタイムや
中和剤的な役割を果たしていて、彼の出番では時折思わずクスッとしちゃう部分
が多々あったりかなり助かっていますね。

と言う訳で、ある一部分に目を瞑れば（苦笑）今回の『第三章・内乱』は全体的に
結構完成度が高いと評価してみても良いのではないかと思います！

私の次回観劇日は少々インターバルが空いて、来週の4/9（火）～4/10（水）。
・・・そうです、我が最愛の参謀閣下殿がアフター･トークショーに登場する日で
ございます！

以前のトークショーでもそうでしたが、今回もオーベル様ではなくHIRO個人と
して、素のお気楽キャラ（笑）を大いに爆発させて頂きたいと思っております♪

当日の模様はまた来週中にでもお届けする予定ですので、暫しお待ち下さい。

以上、例によって例の如く長々と大変失礼致しました！(^_^;)

◆オマケ◆・・・公演2日目！と思いきや、いきなりの休演日？（苦笑）

昨日から開幕したばかりの『第三章・内乱』ですが、何故か今日はいきなりの
休演日扱いで、私も最初公演スケジュールを見た時は我が目を疑いました。
これってまさか、ミスプリなのではないか？と・・・。(^_^;)

おそらくは劇場側の都合ではないかと思われますが、キャスト陣やスタッフ様
にしてみれば、何だか出鼻を挫かれたように受け止めていないかしら？等と
ちょっと心理面で心配だったりするんですよね。（苦笑）

まあいずれにせよ、明日から又仕切り直しで（笑）参謀閣下殿に頑張って頂く
他はありませんなあ～。(^_^;)