『牙狼 -GARO- ~蒼哭ノ魔竜~』、遂に本日公開! [牙狼<GARO>]
昨年3月下旬に『東京国際アニメフェア』にて大々的に発表されていた、『牙狼』
シリーズの劇場版最新作・『蒼哭ノ魔竜』が遂に本日(=23日)からロードショー
公開が始まりましたわね~!!!
私も早速ながら本日、新宿バルト9で朝一番(=午前9時)の上映回を観に行って
参りました♪
本当ならば・・・明日此処で行われる舞台挨拶(鋼牙君や零君等、主要キャスト
が多数登壇!)を狙って観に行くつもりでいたのですが、残念ながらチケットは
速攻完売だった事もあり、諦めて初日に切り替えた次第です。(T_T)
とは言え、来月開催のファンイベント・『魔界ノ宴』@ディファ有明では間違いなく
黄金騎士殿達にお目に掛かれますし・・・この1ヶ月間はじっと“我慢の子(笑)”
で居ようと思っております。(苦笑)
『牙狼』シリーズと言えば、TVシリーズ(第1+第2)が深夜帯のO.A.だった
所為か、ストーリーや世界観が基本的にダークな感じにまとまっていました。
ところが今回の最新劇場版・『蒼哭ノ魔竜』では、以前も当ブログで書かせて
貰ったように、予告スポットを観る限りでは全体的にファンタジー色がかなり
強調された作品になっているみたいでした。
『牙狼』でファンタジー路線と言うと、TV第2シリーズ・『MAKAISENKI』篇での
第10話『秘密』が記憶に新しいところだと思います。
純白の霊獣を観る為に秘薬を飲みつつ、定められた道順に沿って獣道を進んで
行くレオ君&カオルちゃんの“擬似デート・シーン(苦笑)”がとっても微笑ましくて、
この第2シリーズではトップクラスに入るほどお気に入りのエピソードなのです。
ちょうどレオ君&カオルちゃんが“擬似デート”に興じている頃、鋼牙君はホラー
狩りの“お仕事(笑)”で不在だった訳ですが・・・もしも二人の行動を知ったら
きっと鋼牙君、あからさまに嫉妬で不機嫌な表情になる事はまず間違い有り
ませんわよね~?(苦笑)
或いは“擬似デート”を後日カオルちゃんから報告されたが故に第11話『咆哮』
での“リアルデート・シーン”に繋がっていったのかしらっ!?
(鋼牙君が珍しい事に、カオルちゃんを“お散歩デート”に誘ったので・・・。笑)
まあそれはさておいて、そろそろ『蒼哭ノ魔竜』の全体的な感想を綴ってみよう
と思います。
多少ネタバレ要素を含むかも知れませんので、「ネタバレO.K.!」と言う読者
の方のみ、この先へお進み下さいませ♪
先程も書いたように、過去のTVシリーズや劇場版ではストーリーや世界観が
ダーク系だった事も有り、映像部分にもその影響は大いにありました。
しかしながら今作の『蒼哭ノ魔竜』では、一転してファンタジー色が強調されて
いる所為なのか、とにかく全編を通して明るく鮮やかな色合いのフルCG映像
が満載で、とっても綺麗でした!!!
ただファンタジー系とは言え基本は『牙狼』ですから、当然ながら鋼牙君が華麗
な剣捌きを見せるバトル・シーンも随所に盛り込んである訳ですが、TVシリーズ
や他の作品と比較してみますとそれほど熾烈な熱戦と言うレベルではなく何故
だか心穏やかに見守る事が出来たんです。
それはやはり・・・今回の鋼牙君の敵がホラー等ではなく“モノ”だったからなの
かも知れませんね。
これはあくまでもSilver的印象でしかないのですが、今作で様々なキャラクターと
剣を交えている時の鋼牙君の表情が、今までにない何処か余裕みたいなものを
感じさせたのです。
そりゃあ鋼牙君はTVシリーズから数えると、実にあらゆる強敵なホラー達と激戦
を繰り広げて来た歴戦の黄金騎士様ですし、こういう危機的状況に陥るのはもう
随分慣れっこになったのかも知れませんけど(苦笑)・・・これを“成長”と呼べるの
ならば、鋼牙君は魔戒騎士として計り知れないほどの成長を遂げたのだと言える
と思いますわね♪
TV第1シリーズ・『暗黒魔戒騎士』篇では、ただ魔戒騎士としての使命感に燃える
ばかりだった鋼牙君。
邪悪なホラー達を狩る為に、偶然出逢ったカオルちゃんを餌代わりに悪用していた
くらいですし、はっきり申し上げて“守りし者”としての自覚は当時全く持ち合わせて
いなかったと言わざるを得ません。
とにかく鋼牙君は、ホラーを倒す事だけに執着していたと言う印象しかありません
でした。
しかしやがて、カオルちゃんの存在が鋼牙君の中で次第に大きくなりつつ、自分
にとって“護るべき者”が彼女である事を無意識の内に思い知る訳ですから、いや
はやカオルちゃんの存在って、改めて偉大な奥方様(違)なんだな・・・と思う次第
でございます!(^_^;)
・・・おっと、本文を『蒼哭ノ魔竜』の感想に戻さねばっ!!!(苦笑)
具体的なネタバレについては、まだ御覧になっていない方達の為に余り触れま
せんけど、今作は現代社会に溢れんばかりに存在する全ての“モノ達”に捧げる
心遣いと、それを生み出し簡単に捨て去っていく人間達への言わば警鐘みたいな
気がしてなりませんでしたね・・・。
本編を観終わった直後、私にもいろいろ思うところがありました。
あ、そうそう! キャストとしてクレジットされていた零君、レオ君、そして翼君も
ほんの僅かではありましたけど、ちゃんと出番は用意されていました!!!
(Silver個人的には、翼君の活躍シーンをもっともっと観たかったのですが。泣)
ラスト・シーンでの鋼牙君VS零君のバトルも、かつてのような復讐心めいたもの
ではなく正々堂々とした剣術試合みたいな様相になっていて・・・彼ら二人は長き
に亘る戦いの中でお互いに真の戦友的存在になったんだなあ、って改めて思い
ました。
(何故二人がエンディングで戦う羽目になったかは各自スクリーンで御確認を!)
今作を以って、鋼牙君を巡る物語は終了するらしいのですが・・・これでもう二度と
鋼牙君やカオルちゃん達に逢えなくなると思うと非常に寂しいものがあります。
仮に制作スタッフ陣がその気になりさえすれば、レオ君や翼君等のサブキャラ達
をフィーチャーしたスピンオフ作品が、もっともっと作れそうな気がするんですよね。
・・・いえ、『牙狼』ファンとしては寧ろ是非観てみたいですっ!!
今すぐには無理でも、いつかそういう外伝的作品がお目見えする日を期待しつつ、
TV版最新シリーズ・『闇を照らす者』の詳細告知を心待ちにしたいと思います!!
(加えて1ヶ月後の『魔界ノ宴』も当然楽しみでございます!)
シリーズの劇場版最新作・『蒼哭ノ魔竜』が遂に本日(=23日)からロードショー
公開が始まりましたわね~!!!
私も早速ながら本日、新宿バルト9で朝一番(=午前9時)の上映回を観に行って
参りました♪
本当ならば・・・明日此処で行われる舞台挨拶(鋼牙君や零君等、主要キャスト
が多数登壇!)を狙って観に行くつもりでいたのですが、残念ながらチケットは
速攻完売だった事もあり、諦めて初日に切り替えた次第です。(T_T)
とは言え、来月開催のファンイベント・『魔界ノ宴』@ディファ有明では間違いなく
黄金騎士殿達にお目に掛かれますし・・・この1ヶ月間はじっと“我慢の子(笑)”
で居ようと思っております。(苦笑)
『牙狼』シリーズと言えば、TVシリーズ(第1+第2)が深夜帯のO.A.だった
所為か、ストーリーや世界観が基本的にダークな感じにまとまっていました。
ところが今回の最新劇場版・『蒼哭ノ魔竜』では、以前も当ブログで書かせて
貰ったように、予告スポットを観る限りでは全体的にファンタジー色がかなり
強調された作品になっているみたいでした。
『牙狼』でファンタジー路線と言うと、TV第2シリーズ・『MAKAISENKI』篇での
第10話『秘密』が記憶に新しいところだと思います。
純白の霊獣を観る為に秘薬を飲みつつ、定められた道順に沿って獣道を進んで
行くレオ君&カオルちゃんの“擬似デート・シーン(苦笑)”がとっても微笑ましくて、
この第2シリーズではトップクラスに入るほどお気に入りのエピソードなのです。
ちょうどレオ君&カオルちゃんが“擬似デート”に興じている頃、鋼牙君はホラー
狩りの“お仕事(笑)”で不在だった訳ですが・・・もしも二人の行動を知ったら
きっと鋼牙君、あからさまに嫉妬で不機嫌な表情になる事はまず間違い有り
ませんわよね~?(苦笑)
或いは“擬似デート”を後日カオルちゃんから報告されたが故に第11話『咆哮』
での“リアルデート・シーン”に繋がっていったのかしらっ!?
(鋼牙君が珍しい事に、カオルちゃんを“お散歩デート”に誘ったので・・・。笑)
まあそれはさておいて、そろそろ『蒼哭ノ魔竜』の全体的な感想を綴ってみよう
と思います。
多少ネタバレ要素を含むかも知れませんので、「ネタバレO.K.!」と言う読者
の方のみ、この先へお進み下さいませ♪
先程も書いたように、過去のTVシリーズや劇場版ではストーリーや世界観が
ダーク系だった事も有り、映像部分にもその影響は大いにありました。
しかしながら今作の『蒼哭ノ魔竜』では、一転してファンタジー色が強調されて
いる所為なのか、とにかく全編を通して明るく鮮やかな色合いのフルCG映像
が満載で、とっても綺麗でした!!!
ただファンタジー系とは言え基本は『牙狼』ですから、当然ながら鋼牙君が華麗
な剣捌きを見せるバトル・シーンも随所に盛り込んである訳ですが、TVシリーズ
や他の作品と比較してみますとそれほど熾烈な熱戦と言うレベルではなく何故
だか心穏やかに見守る事が出来たんです。
それはやはり・・・今回の鋼牙君の敵がホラー等ではなく“モノ”だったからなの
かも知れませんね。
これはあくまでもSilver的印象でしかないのですが、今作で様々なキャラクターと
剣を交えている時の鋼牙君の表情が、今までにない何処か余裕みたいなものを
感じさせたのです。
そりゃあ鋼牙君はTVシリーズから数えると、実にあらゆる強敵なホラー達と激戦
を繰り広げて来た歴戦の黄金騎士様ですし、こういう危機的状況に陥るのはもう
随分慣れっこになったのかも知れませんけど(苦笑)・・・これを“成長”と呼べるの
ならば、鋼牙君は魔戒騎士として計り知れないほどの成長を遂げたのだと言える
と思いますわね♪
TV第1シリーズ・『暗黒魔戒騎士』篇では、ただ魔戒騎士としての使命感に燃える
ばかりだった鋼牙君。
邪悪なホラー達を狩る為に、偶然出逢ったカオルちゃんを餌代わりに悪用していた
くらいですし、はっきり申し上げて“守りし者”としての自覚は当時全く持ち合わせて
いなかったと言わざるを得ません。
とにかく鋼牙君は、ホラーを倒す事だけに執着していたと言う印象しかありません
でした。
しかしやがて、カオルちゃんの存在が鋼牙君の中で次第に大きくなりつつ、自分
にとって“護るべき者”が彼女である事を無意識の内に思い知る訳ですから、いや
はやカオルちゃんの存在って、改めて偉大な奥方様(違)なんだな・・・と思う次第
でございます!(^_^;)
・・・おっと、本文を『蒼哭ノ魔竜』の感想に戻さねばっ!!!(苦笑)
具体的なネタバレについては、まだ御覧になっていない方達の為に余り触れま
せんけど、今作は現代社会に溢れんばかりに存在する全ての“モノ達”に捧げる
心遣いと、それを生み出し簡単に捨て去っていく人間達への言わば警鐘みたいな
気がしてなりませんでしたね・・・。
本編を観終わった直後、私にもいろいろ思うところがありました。
あ、そうそう! キャストとしてクレジットされていた零君、レオ君、そして翼君も
ほんの僅かではありましたけど、ちゃんと出番は用意されていました!!!
(Silver個人的には、翼君の活躍シーンをもっともっと観たかったのですが。泣)
ラスト・シーンでの鋼牙君VS零君のバトルも、かつてのような復讐心めいたもの
ではなく正々堂々とした剣術試合みたいな様相になっていて・・・彼ら二人は長き
に亘る戦いの中でお互いに真の戦友的存在になったんだなあ、って改めて思い
ました。
(何故二人がエンディングで戦う羽目になったかは各自スクリーンで御確認を!)
今作を以って、鋼牙君を巡る物語は終了するらしいのですが・・・これでもう二度と
鋼牙君やカオルちゃん達に逢えなくなると思うと非常に寂しいものがあります。
仮に制作スタッフ陣がその気になりさえすれば、レオ君や翼君等のサブキャラ達
をフィーチャーしたスピンオフ作品が、もっともっと作れそうな気がするんですよね。
・・・いえ、『牙狼』ファンとしては寧ろ是非観てみたいですっ!!
今すぐには無理でも、いつかそういう外伝的作品がお目見えする日を期待しつつ、
TV版最新シリーズ・『闇を照らす者』の詳細告知を心待ちにしたいと思います!!
(加えて1ヶ月後の『魔界ノ宴』も当然楽しみでございます!)
牙狼ビジュアルブック (ホビージャパンMOOK (177))
- 作者:
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2006/04/26
- メディア: 大型本
牙狼 <GARO> (DETAILS of HERO (02))
- 作者:
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2006/06/24
- メディア: 大型本
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