参謀閣下殿と・・・束の間の“再会”♪

一昨日の当ブログ記事にて書かせて頂いたように、LUNA SEAのボーカル・
RYUちゃんこと河村隆一さんが主役・ヤン提督役を務める『舞台版・銀河英雄
伝説　第二章　自由惑星同盟編』を仕事帰りに有楽町（東京国際フォーラム・
ホールC）にて観劇して参りましたわよ～！！！

前回の記事でも触れましたが、今回観劇の最大の目的は・・・何やら“映像
出演”していらっしゃると言う、自由惑星同盟軍と敵対する銀河帝国軍・参謀
閣下殿ことオーベル様（演・我が愛しのダーリンことHIRO♡）の登場シーンを
自らの目で確かめる為だった訳ですが、その前に本編のプチ感想等を・・・♪

昨年私が観劇させて貰った、いわゆる銀河帝国側にスポットを当てた舞台版
では全体的な雰囲気が何かと重苦しいような、そして暗い部分が目立つような
感じだったんですけど、今回の『自由惑星同盟篇』では一転して希望に満ちた
雰囲気が全体を包み込んでいるように感じられましたわね～。

或る場面ではところどころで思わずクスッとしちゃう台詞もあったりして、意外に
なかなか楽しめました！

今回の『同盟篇』をSilver的に表現するならば・・・ざっとこんな感じでしょうか？
→ミュージカル風＋ストレート・プレイ＋ヒップホップ風？（苦笑）

特に第一幕辺りで登場した謎の男がヒップホップ調に歌うシーンでは、若干の
違和感を感じてしまったんですよね・・・『銀英伝』の世界観にヒップホップ曲は
正直言って、全く似合いませんでした！(^_^;)

それを除いてはストーリー的に良くまとまっていたと思いますし、かなり見応え
はあったと思いましたね♪
（特に艦隊戦とか、同盟軍にとっての主要戦力とも言うべきスパルタニアンの
出撃や砲撃シーンがフルCGで再現してあって、凄く迫力があったんです！！）

RYUちゃん演ずるヤン提督は、もうとにかくOVA版・『銀英伝』のイメージその
ままでビックリしちゃいましたわよ！
それが証拠に、台詞の言い回し等はOVA版でヤン提督役だった故・富山敬氏
にそっくりでしたからねえ～♪

どこか飄々としていて明るい性格で、どちらかと言うと戦争嫌いの部類に入る
キャラクターではあるんだけど、でも決して軍人としての職務を放棄している訳
ではなく、独自の戦略で味方側を勝利に導いていく・・・。

彼の口調や仕草等、全てに於いて故・富山氏が演じていたヤン提督そのもの
だったのでございます！！

昨年の『ニコファーレ会談』や一昨日の舞台終演後のアフタートークでも語って
いましたけど、RYUちゃんは原作本と同時にOVA版・『銀英伝』の熱烈なファン
でもある訳でして、おそらく基本的な役作りに関してはアニメ版のヤン提督を
お手本にしたんだろうなあ・・・と、私は直感でそう思いました。

ヤン提督以外のキャスティングはと言うと、特にこの人！と言う方は居なかった
んですが、ヤン提督の被保護者・ユリアン役の男の子がとにかく可愛かった～♪
この子＝ユリアンも、いずれはヤン提督と同じ道（＝同盟軍軍人）を歩むんです
よね・・・。

そして某・戦隊シリーズのレギュラー･キャスト兼某・ライダー･シリーズにゲスト
で出演していた女優さん（演・長澤奈央ちゃん）やウチのダーリンと去年の舞台
で共演してくれた若手俳優君（演・荒木健太朗君）、そして某・王の判決を言い
渡す男（苦笑）と以前舞台で共演した若手俳優君（演・川隅美慎君）等、何かと
Silver的に御縁のある役者さんが今回の『同盟篇』に出演したりもしていたので、
その辺りは非常に興味深く拝見させて頂いちゃいました！

ではいよいよ本日の本題、我が最愛のオーベル様・出演シーンと参りましょうか！


一昨日有楽町に向かう直前、私は『銀英伝』の原作者・田中芳樹氏の秘書さん
が使っているTwitterアカウントに急遽観劇する旨を伝えたところ、秘書さんから
は感謝のリプライを頂くと共にこんな一言が添えてありました。

「ちなみに、某シーンでは軍服にご注目ください。」
（※私は秘書さんにツイートした際、「某シーンを確かめるべく！」と呟いていたの
でした。）

おおっ・・・やはり、帝国軍の軍服には何らかの変更点があるんですのね！！！
秘書さんからの確実な情報によって、私の期待感は益々高まっていきました！

そうして観劇に臨んだ、一昨日の夜公演。
愛しのダーリンの出番は、約20分間の休憩を挟んだ第二幕の序盤辺りでした♪

登場シーンはと言うと、昨年11月の『外伝　冷徹参謀閣下篇』でも再現されて
いた、イゼルローン要塞・攻防戦での一場面でした。

このシーンではオーベル様の直属上司・ゼークト提督の他、昨年11月の『外伝』
には登場していなかったシュトックハウゼン提督も含まれていました。

そもそも本来の原作では、イゼルローン要塞にはゼークト提督とシュトックハウゼン
提督と言う二人の上官が居て、彼ら二人がまあとにかく不仲なのですよっ！(^_^;)

オーベル様の進言に対しても、ゼークト提督は一方的に否定するんですがシュトック
ハウゼンは何かと理解を示してくれたりするんです。
まあシュトックハウゼンにしてみれば、敢えて違う意見をぶつける事でただ単にゼー
クト提督を厄介払いしたかっただけなのかも知れませんがね・・・。（苦笑）

そして帝国軍からの偽の救援要請に踊らされたゼークト提督に、オーベル様がすか
さず忠告を入れるシーンが展開して行きます！

「お待ち下さい、閣下。　これは罠です。」

嗚呼っ！！！　我が最愛のオーベル様、再来の瞬間でございます！！！（*^_^*）

ちなみにオーベル様の登場シーンでは、いわゆる通信回路を開いた投影スクリーン
越しの会話・・・みたいな描写になっていました。
（原作や『外伝』では、ゼークト提督のすぐ傍に控えていたんですけどねえ～。苦笑）

そうそう！　田中先生の秘書さんが注目せよ！！と仰って下さった肝心の帝国軍・
軍服についてですが・・・正直申し上げて、少々ガッカリ感が否めませんでした！
（苦笑）

と言うのも、今回の『同盟篇』でデザイン変更された帝国軍の軍服は、Silver的印象
では去年の銀河帝国側の舞台の時よりかなりマイナー･チェンジされてしまったよう
な気がしてならなかったんですよね・・・。
寧ろ、去年の衣装よりも些か安っぽくなってしまったと言っても過言ではないかも？

そもそも今回の舞台は自由惑星同盟側にスポットが当たっていますし、帝国側の
衣装のクオリティーが多少なりとも落ちてしまっても仕方ないとは思いますが・・・
あれはちょっとどうかと思いましたわよっ！(^_^;)

幸いにもオーベル様の登場は上半身部分だけでしたので何とかなりましたけど、
もしもオーベル様の全身があのマイナー調軍服になっていようものならば、参謀
閣下殿の冷徹なる威厳がある程度損なわれてしまうかも知れませんわ！（苦笑）

オーベル様の御登場は僅か3分程度・・・いえ、2分もあったかどうか判りません。
それほどほんの僅かの・・・参謀閣下殿との、束の間の“再会”だったのでござい
ますっ！！！（*^_^*）

そんな短い時間の中で、私が2階席から思わず身を乗り出してオーベル様とのささ
やかな逢瀬を堪能した事は言うまでもありませんでしたっ！！！

さて・・・今回の『同盟篇』も、今日の東京・千秋楽以降は来週末の大阪公演を残す
のみとなりました。
RYUちゃんの好演のお陰もあって、概ね本公演は好評の内に幕を閉じそうですね♪

そんな中で、早くも次回公演が決まった模様で・・・お次の主役は同盟軍でスパル
タニアン（＝『ヤマト』で言うところのブラックタイガー隊的な戦闘機みたいなもの？）
を駆る、ポプランを始めとした4人組の軍人に焦点を当てた『撃墜王篇』との事です。
（これもいわゆる、『舞台版・銀英伝　外伝』の一つに相当するんでしょうねえ～。）

その『撃墜王篇』・追加キャスト発表の中に、前作のライダー･シリーズにレギュラー
出演していた馴染み深い役者さんのお名前を発見してしまいました！

・・・だ、伊達さん（仮面ライダーバース・プロトタイプ＠『オーズ』）ですって～！？

この御方（演・岩永洋昭さん）までが、『舞台版・銀英伝』ワールドに参加して
下さるんですのっ！？（*^_^*）

伊達さん以外にも、4月の『同盟篇』主要キャストも一部登場するみたいですし、
これはこれで別の意味で楽しみな作品になりそうですわよね～♪

それにしても伊達さんってば・・・一体、どのキャラクターを演じるのだろうか？
原作本に登場しているキャラなのか？
或いは『舞台版・銀英伝』ならではのオリジナル・キャラクターが、伊達さんの為
に新たに作られるのか？　現時点では、真相は藪の中でございます・・・。（笑）

いずれにせよ、今年に入って益々広がりを見せつつある『舞台版・銀英伝』。

果たしてウチの最愛のダーリンが、舞台上で再び参謀閣下殿を演じる日が来るの
だろうか？等と、ふとそんな事を考えたりもしますが・・・もしかしたらそれほど遠く
ない時期に、そんな嬉しい知らせが届いたりするのかも知れませんわね～♪

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