SSブログ

『朗読劇・私の頭の中の消しゴム』(HIRO+知念ちゃんペア)初日+楽日レポ♪ [貴水博之]

一昨日の6/3、言わずと知れた愛しのHIRO'S BIRTHDAYは今年も
まさに“晴れの特異日”になりまして、私も爽快な気分で銀座へと
向かう事が出来ました♪

知念ちゃんとの朗読劇を3列目のほぼセンター席でしっかりがっつり
拝見させて頂いた訳ですが・・・やっぱり私、HIROの美声にすっごく
弱いかも!と改めて痛感してしまいました!(*^_^*)

此処最近は、彼の事を“お調子者”だの、“能天気野郎”だの、或いは
“適当男”だの、御本人の知らぬところで数々の暴言を吐いちゃったり
している私ですけど、それもこれも全てはHIROへの深い愛情ゆえの
発言だと解釈して頂ければ幸いでございます。(苦笑)

とにかくナンダカンダ言ってもやっぱり私がこの世界中で一番大好き
なのは他ならぬ、HIROなんだ・・・と、気持ちを新たにした次第です。

そして2日目・・・いわゆるHIROと知念ちゃんにとっての楽日となった
今夜の上演分にも足を運び、一貫してぶっきらぼうな台詞の言い回し
が多かったHIROの熱演振りにウットリしながら切なく悲しいラブ・スト
ーリーを体感させて貰いました。

では早速、この2日間の模様及び一昨日の誕生日サプライズ企画の
様子を御報告してみます♪

ステージの様子は、HIRO演ずる浩介と知念ちゃん演ずる薫の
二人が住んでいるような部屋をイメージしているのか、白を基調
にセッティングされていて、部屋の片隅の壁にはメモ書きされた
ポストイットや写真が無数に貼り付けられていました。
(これらは後々、演出の一部として使われます。)

そしてステージ中央には椅子が2つ並べられ、そこでHIROと知念
ちゃんは時折演技を交えて席を交代しつつ、座って自分の日記を
読むような感じで本編は進行して行きます。

浩介と薫のキャラについては、原作本とは少々ニュアンスを変えて
来たみたいで・・・多分、舞台演出用に設定し直したのでしょうね。

台詞自体も原作本には無かったものが多かったですし、もしや出番
が少ないのでは?と心配していた浩介の台詞もそれなりに増えて
いたので、個人的にはほっとしましたわ~。(^_^;)

浩介と薫の初めての出逢いは、最悪と言えるほどお互いにかなり
印象の悪いもので・・・二人は何かと反発し合うけれどそれが徐々
に恋心へと変わっていく様子が結構コミカルに描かれていました。

中でも、女性の扱い方に慣れていない感じの浩介(HIRO)のやや
ぶっきらぼうな口調の台詞部分にクスッとさせられる事、数知れず!
状態でしたわねっ♪

特に個人的にツボだったのは、「また巨人のマジックが消えた!」
だの、「今年も巨人の優勝無し!」だのと、やたらとジャイアンツの
ネタが浩介(HIRO)の台詞に多かった事でした。

ジャイアンツが優勝出来ない頃って、一体いつの時代の話かしら?
と言うか、浩介ってもしかしてジャイアンツの大ファンだったの?
私も熱心なジャイアンツ・ファンであるだけに、凄く気になる部分
でしたわね~♪

複雑な家庭環境で育った所為で、将来に夢や希望が持てなくなって
いた浩介の生き方は、薫との出逢いによって少しずつ変わって行き、
薫の急病騒ぎがきっかけとなって彼女を大切な存在だと思うように
なっていくのです。

そして遂に浩介は今まで興味も示さなかった一級建築士を目指すよう
にまでなり、努力の末に見事資格試験に合格してとうとう薫とゴール
インを果たします。

ところが結婚後、薫の身体に異変が生じ始めます。
最初は軽度の偏頭痛、そして物忘れによる仕事上のミスや家庭での
失敗を繰り返していく薫・・・やがてその症状は薫にとって“死の宣告”
とも受け取れる事実を突き付けるのです。

薫の病名は・・・若年性アルツハイマー病。
脳の萎縮によって、これまでの記憶が次々と欠落していく深刻な病気
でした。

自分の記憶を蝕んでいく病に絶望し、浩介と別れようと決意する薫。
薫の謎の行動に不信感を抱き、夫婦生活の終焉を予感する浩介。
二人の悲しみと苛立ちの思いが、彼らの日記から溢れ出ていました。

そして遂に、薫の異変に気付いてしまう浩介。
浩介は決して諦めず、二人でこの病気と闘う事を誓い合うのですが、
最終的に薫は浩介の前から姿を消してしまいます。
これ以上、愛する浩介を悲しませない為に、苦しませない為に・・・。

浩介が薫の実家からの手紙によって彼女の消息を知った時、薫は
既に全ての記憶を失ってしまっていました。

浩介が彼女の名前を呼んだ時、薫は浩介に向かって「初めまして。」
と告げるだけ・・・そのたった一言に、浩介はどれだけ絶望した事か?

ところが薫の持っていたスケッチブックに微かな希望が記されている
のに気付いた浩介は、悲壮な決意で彼女を愛し続けていこうと心に
誓うのでした・・・。(T_T)

浩介役を演じたHIROは、とにかく終始熱演の連続でした!!!

時にコミカルに、時に激しく怒鳴ったり、そして時に薄っすらと涙を
浮かべたり・・・やや重めのストーリーだっただけに、感情の起伏が
激しい役どころを実に見事に演じ切ってくれていましたわ!!!

そして相手役・薫役を演じた知念ちゃんは、今やさすがのミュージカル
女優だけあって、元気で明るくて健気な薫を素敵に演じてくれました。

HIROと知念ちゃんと言えば、かつて『夜もヒッパレ』で何度か共演して
いる間柄ですが、こういうお芝居系で共演するのは実は意外や意外、
初めてなんですよね~♪

もしもあの時、HIROが降板したりしなければ・・・あの大作ミュージカル
で知念ちゃんとの初共演を果たせたかも知れないのに。
そんなHIROと知念ちゃんとの奇妙な縁をふと感じてしまったSilverで
ございますが、まあ過去の話はもう忘れてしまいましょう。(苦笑)

何はともあれ、久々に超至近距離で堪能させて頂いたHIROの演技
に、暫くの間はどっぷり余韻に浸りたいと思います!!(*^_^*)

◇誕生日サプライズとサプライズ返し!

初日の6/3(木)は、言わずと知れたHIROのバースデー。
そんな記念すべき日に、何と本人には内緒の誕生日サプライズ企画
が持ち上がりました!

FC側からの告知によると、知念ちゃんや他のスタッフからそのような
提案があったらしく、ファン心理としては非常に有難い心遣いを頂いて
しまいました・・・本当に感謝してます、知念ちゃん!!!

ところが、今回のドッキリ企画に絡んでいたのはどうやら知念ちゃん
だけでは無かったようです!

数回のカーテンコール直後に上手から登場したのは、何と1月に
『King of the Blue』で共演した西家の鬼・白虎こと泉見洋平君と
東家の鬼・弁天丸を演じた東山光明君、そして東山君の相方・
Honey L DaysのKyoheiさんの御三方でした。
(ちなみに泉見君は、今回の『朗読劇・消しゴム』にも参加されて
いるのです。)

彼らはスケッチブックに書かれたメッセージを見せながら、HIROへ
の誕生日サプライズを観客に無言で解説し、協力を求めました。
御三方の登場前からこの企画を知っていた私や他のHIROファンは
当然ながら同じく無言で頷きます。(苦笑)

やがて『Happy Birthday』のメロディーが流れると、御三方と観客
全員で合唱し、やや怪訝な表情で登場するHIROを出迎えました。

それまで我慢していた思いをようやく吐き出せる!と思った私は、
すかさずHIROへお祝いメッセージを叫びましたっ!

知念ちゃんからも素敵な花束を貰って、HIROは戸惑いつつも突然
の祝賀モードに嬉しい表情を見せてくれていましたわね~♪

HIRO「こんなに泣いた誕生日は初めてです!」

そんな風にコメントを寄せるHIROの瞳には、本編中で流したであろう
涙の跡がまだ薄っすらと残っているように見えました。

まあ・・・結果的にそうなったのは、タイミング的に仕方無いのです。
許せ、HIRO。(笑)

そうそう、その企画展開中に小さなバースデー・ケーキも登場した
のですが、哀れな事にそのケーキには蝋燭が灯る事も無く、HIRO
がその蝋燭の炎を吹き消すようなイベントも無く、はたまたHIROが
お約束的にケーキに手を出す事も無く、ただステージ上で放置状態
と化してしまったのでした・・・。(苦笑)

ちょっとちょっと、スタッフさん!
誰か気を利かせて、HIROに食べさせてあげれば良かったのでは?
等と突っ込みたい気分で一杯だった私でしたが・・・何はともあれ、
サプライズ企画は大成功でした!!!(^^)v

そして今夜の2日目=HIRO+知念ちゃんペアの楽日では、終演後
に何とHIRO→知念ちゃんへのサプライズ返しがあったんですよっ!

2回目か3回目かのカーテンコールが終わった後、何故かHIROが
知念ちゃんをそのままステージ上に残して自分だけ奥へと下がって
いきます。
HIROの不審な行動に、思わず首を傾げる知念ちゃん。

するとその数秒後、HIROがピンクや白を貴重にした大きな花束を
抱えて再登場!
まるで執事のように膝を曲げ、恭しく知念ちゃんに花束を渡したの
でございます!

知念ちゃんがその瞬間、驚きつつも嬉しそうな表情を浮かべたのは
言うまでもありませんでした。

嗚呼・・・ヤツは“適当男”や“お調子者”や“能天気野郎”である前に、
かなりの“気遣い王”でもある事をその時ふと思い出したSilverなの
でした。(苦笑)

今回の『朗読劇・私の頭の中の消しゴム』、HIROの出番は僅か
2日間でしたが、欲を言えばもっともっと彼が演じる浩介を観て
みたかったですわね~。

ああいう現代社会に生きる男っぽい台詞を喋るHIROは何だか久々
でしたし、私としても本当に新鮮に見えたので・・・・。

そんな素敵で切なくて感動的な朗読劇が、早くも9月中旬頃に再演
が決まった模様です。
客席に配られていたチラシには、まだ具体的なキャスティングは明記
されていませんでしたが、まさかまたHIROが出演したりするのかな?

ただ9月と言えば、HIRO的にはソロ15周年・全国ツアーの準備期間
の頃ではないかと思われるので、その大事な時期に芝居に費やす
時間があるのかどうか非常に疑問です。(^_^;)

いずれにせよ、今回の朗読劇はHIROの新たな魅力を見せ付けられた
気がしました。
2日間共、素敵なひと時をくれて心から感謝してますわよ、HIRO!!

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

nice!の受付は締め切りました

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。