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召使HIRO、最後のお勤め♪ [貴水博之]

赤坂レッドシアターに到着するほんの直前まで参加していた
某イケメン俳優君・トークイベントでのめくるめくような至福の
余韻に浸る間も無く、同じく29日に千秋楽を迎えたHIRO出演
の舞台『令嬢と召使』を観て参りました♪

冒頭部分、りささんの「夢の話をしない?」から始まる場面では
徐々に二人のアドリブが加えられていたようで、特にHIROが
やたらにニヤニヤしながらりささんに台詞を投げ掛けている辺り
では、「嗚呼・・・ここはきっとHIROなりのアドリブだわね?(笑)」
等と直感的に思ってしまいました。

台詞と言えば、事前に熟読しておいた文庫版台本で多少カット
された部分があったようです。
もしもあの文庫本通りに本編を進行させていたとしたら、おそらく
1時間半程度では収まらなかったかも知れませんね。(^_^;)

そして全編通した二人の台詞のやり取りも、マイクを使わない
まさに”生声”での演技だった所為か、まるで公開舞台稽古を
見せられているかのような錯覚を受けたりもして・・・何となく
妙な気分になったりしました。(苦笑)

あの”地下小劇場”と言う感じの割とこじんまりとしたステージ
でしたし、わざわざマイクを使う必要が無かったのかも知れ
ませんけれど、そもそも今回の作品を”夢の中の御伽噺”に
置き換える必要があったのかな・・・?とも感じたんですよね。

それこそ55年以上も前に制作された映画版『令嬢ジュリー』の
原作通りに、伯爵令嬢と彼女の従順な召使との身分違いの恋、
そして悲劇的な恋の結末への転落と言った、まさに単純明快な
演出の方が観る側にとっては余程判り易かったような気がして
います。

本編を盛り上げるBGMも殆ど無いに等しかったですし、あれでは
HIROとりささんが”『令嬢と召使』ごっこ(笑)”をしているようにしか
見えないのです。
(あの可愛らしい舞台セットも、その要因の一つかも知れません。)

それに、りささんがところどころで台詞を噛んでしまう場面や言い
治す場面も、結局楽日まで改善される事はありませんでした。
それでもHIROは何とか噛まずに頑張っていたような気もしますが、
二人のお互いの台詞が長過ぎたのが多大に影響したのかも・・・?

何だか最後まで疑問や理解し難い部分が残ってしまった舞台と
なりましたが、我らがHIROは終盤では髪を振り乱したり声が枯れる
まで絶叫したりと、実に迫真の演技の連続で頑張ってましたわよ!
そんな彼の努力だけは、ファンとして認めてあげたいと思います♪(*^_^*)

終演後は何度かのカーテンコールがありまして、客席で観覧して
いた舞台演出担当の手塚さんをステージまで呼び込んで3人で
一礼したり、後半の方ではHIROがりささんの手の甲に恭しく
KISSをすると言うウットリな光景まで見られたりました!

千秋楽を観終えた後、当日一緒だったaccessファンの知り合い達
と打ち上げ的な食事会を催したのですが、その”大討論会(笑)”の
中で出た結論としては私も含めた全員がほぼ全く同じ意見でした!

・・・やはりHIROは、歌ってこそ本来の力が発揮出来るのだと!

と言う訳で、そろそろ本業に戻って頂いて(笑)今後は音楽中心な
活動を期待したいところでございます。

HIROが”不惑の歳”を迎えるまで、あと2ヶ月少々。

これまでの間に、彼が何度か近況報告していたレコーディングや
「40歳到達までにアルバム出したい!」等の本人発言のその後は、
一体どんな状況になっているのか?

もはやそれらは既に闇の中へ葬り去られている状態ですが(苦笑)、
せめて区切りの年に何らかのソロ・シングルなりアルバムなりを
リリース出来るようになれば良いんですけど・・・少しは真面目に
HIROの将来を考えてやってくれませんか?
事務所の無能なスタッフ共~!!(^_^;)

まあ何はともあれ・・・全11日間の熱演、本当にお疲れ様でした!

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