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『舞台版・手紙』観劇プチレポ♪ [進藤学]

昨日終日降り続いた雨模様の中、『舞台版・手紙』を観に新宿シアター
アプルまで行って参りました♪
勿論私の一番のお目当ては、竜魔様こと進藤学君でございます!(*^_^*)

観劇直前に原作本を読破した私は、進藤君の出番がどれぐらいあるのか、
大体の見当を付けていました。

そもそもこの『手紙』の主人公は、強盗殺人犯・剛志の弟である直貴であり、
兄・剛志の登場と言えば刑務所から弟に宛てた手紙の内容が紹介される
部分だけです。

なので、兄役を演ずる進藤君の出番も余り目立ったものではないの
だろうと予想してみたのです。
実際の舞台を拝見してみたら、私の予想と差ほど違いは有りません
でした。
まあ進藤君の役柄上、出番が少なくなっているのは仕方ないのかも?(T_T)

刑務所に服役中の役である事から、進藤君の衣装は終始地味な囚人服
ばかり。
一度だけ回想シーンで普段着での登場もあったのですが、それ以外は
囚人服姿で直立不動のまま手紙を朗読したり、刑務所内で何かを作業
しながら直貴に語り掛けていたり・・・殆ど動きの無い演技をしていました。

進藤君ファンになりたての私としましては、少々物足りなさも感じたりして
しまいましたけれど(苦笑)、それでも進藤君自身はこの剛志という役柄を
彼なりにしっかりと掴んで演じているように思えました。
独特の彼の低音ボイスも、この舞台ではより一層低音に磨きが掛かって
いて、私の耳には心地良く聴こえましたわよっ♪(*^_^*)

主人公・直貴を演じた相葉君は、さすがにイケメン君でカッコ良かったです♪

余りこの彼の事を知らなかったので事前にプロフィール等を調べて
みたんですけど、相葉君も進藤君と一緒で世に言うところの『テニミュ
(ミュージカル版・テニスの王子様)』出身者なんですね!

どおりで劇場内ロビーで、相葉君のグッズしか販売していない筈ですわ!
せめて進藤君グッズも作って頂きたかった!と思ったのは、きっと私だけ
ではありますまい!(^^ゞ

『舞台版・手紙』は原作本にほぼ忠実に構成されているものの、直貴が
志す夢の目標がロックバンド結成・音楽界デビュー→お笑いピン芸人へと
大幅に設定変更されていたのにはかなり驚きでした。

相葉君演ずる直貴は、ピン芸人として『ざけんなよ刑事』に扮して過激な
話題をネタに観客を笑いの渦に巻き込む・・・と言うシチュエーションに
変わっていたのですが、BGMに私のお気に入り・某人気刑事ドラマのOP
テーマ曲が流用されるし、実際に何人かの観客へアドリブ的なネタ振りが
あったりと、この場面はさながらライブ・ステージのようで意外にも楽しめる
ひと時でした。

今回の舞台には、進藤君の他にも私的にすっかり御馴染みな顔触れも
出演していたんですよね。

1人目は、特撮ドラマの主題歌を良く担当していて、しかも10年程前に
某3人組・ボーカル氏主演のミュージカルで共演して下さった石原慎一さん。

彼の演技を拝見するのはそれこそ10年振りぐらいでしたが、相変わらず
彼の渋い声は今も健在でした。

そして2人目は、私のようないわゆる”昭和ウルトラ世代”にとって忘れては
ならない、初代マン=ハヤタ隊員役を演じた黒部進さん。

すっかりシルバー・グレイの似合う役者さんになってしまったハヤタさんは、
直貴が勤務する会社の社長を演じていらっしゃいました。

原作本でも舞台版でも、この会社社長が穏やかな口調で有りつつも直貴の
不幸な境遇を厳しく諭す場面には、何度も心を揺さぶられました。

確かにこの社長が直貴に語った事は、ある意味では正論なのです。
でも決してそれは、簡単に理解出来る事ではないと思います。

犯罪者が受けるべき罰と、その近しい者達が背負わなければならない罪。
この2つの苦しみは、この世から犯罪と言う悪しき行為が一掃されない限り、
永久にループし続けていくシビアな問題です。

もしも私が、直貴と同じ立場に置かれてしまったら・・・そう思っただけでも
ゾッとしますが、実際問題として直貴と同じ厳しい境遇に暮らしている人達
が確かに存在するのだと言う事を、改めて肝に銘じておきたいと思います。

東京公演も、残すは今日と明日の2日間のみ。
以降も大阪、名古屋公演が続きますが、最後まで気を抜かずに剛志役を
演じ切って欲しいと思います。
頑張ってね、進藤君!(*^_^*)
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